9月号特集「ジョン・グールドの鳥類図譜」取材メモ

19世紀イギリスで花開いた博物学。
その精華のひとつといえるのが、ジョン・グールドの『鳥類図譜』です。
科学と芸術が融合し、「史上最高の図譜」とも称えられています。

玉川大学教育博物館はこの『鳥類図譜』40巻を所蔵し、順次常設展示を行っています。
『全人』9月号では、その魅力を多角的に紹介します。

たとえばこのワシミミズク。強烈な眼力が感じられます。教育博物館内の常設展示ではケースの中に入っていますが、今回は取材で間近に見る機会に恵まれました。

枝をしっかりつかむ脚にも目を奪われます。

また鳥類図譜で驚かされるのは、その精緻さに加えて圧倒的なサイズ感です。

上の写真は『ハチドリ科 鳥類図譜』第2巻です。
測定したところ、重量8.9kg、表紙の厚さは約1cmでした。

ジョン・グールドその人の横顔から彼の工房を支えた画家たち、当時最新の技術だった石版画のことをはじめとして、特集を読めば、描かれた鳥たちにより近づけるはずです。

玉川学園・玉川大学の教員・研究者が独自の視点で鑑賞し、楽しみ方を紹介したページもぜひご覧ください。

来る10月には、玉川学園創立90周年記念特別展として「ジョン・グールドの鳥類図譜 19世紀 描かれた世界の鳥とその時代」が開催されます。
『全人』をご覧の上、ぜひご来場ください。