環境教育
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玉川学園環境マネジメントシステム(ISO14001)

玉川学園では、2000年12月にISO14001認証登録にいたりました。幼稚部から大学院までの児童・生徒・学生、保護者、教職員が一丸となって取り組むことによる認証取得は、世界初でした。認証取得以来現在に至るまで、玉川学園は全学園が一丸となって環境保全活動に取り組んでいます。
玉川学園は、環境保全活動を教育活動の一環として位置づけ、環境マネジメントシステムはその諸活動を継続的に改善させる手段として用いられており、マネジメントシステムを運用すべく、計画(Plan)、実施・実行(Do)、点検・評価(Check)、処置・改善(Act)で成り立つPDCAサイクルによって、より良い環境保全活動・環境教育を目指しています。
計画(Plan)について
玉川学園の環境方針、法的及びその他の要求事項、著しい環境側面とそれに伴う環境影響、そして前年度の環境活動のレビューなどを考慮して、環境目的・目標を設定しています。玉川学園では、人間の活動において避けることのできないマイナスの側面を「直接影響」、教育機関であるからこそ実現できるプラスの側面を「環境教育」とし、それぞれに目標を設定しています。
環境教育
環境方針・目的 | 目標 |
---|---|
幼稚部から大学院までの一貫教育で環境教育を推進する | 広く社会に対し環境問題を考える力、行動力を養う力 |
環境を媒体に様々な能力を養う教育 | |
生命の尊重、自然保護、それらの因果関係の把握、多面的な見方や考え方の習得等、環境保全や環境の継続的改善の能力や態度を育成する教育 | |
環境及び自然と人間との係わりについて知的理解を図る教育 | |
外国との環境問題の共同学習 | |
環境問題に関する研究活動の推進及び成果の発信 | 社会的な環境問題に係わる研究活動を推進し、成果を発信する |
ソフトエネルギープロジェクト活動の継続 | |
児童・生徒・学生及び家庭・学校の三位一体で環境教育の価値観の伝達・確立を推進する | 学園ホームページを利用した環境関連情報の発信及び交換 |
CHat Netを利用した環境関連情報の発信及び交換 | |
玉川の自然を利用して環境教育を推進する | 本学園の自然の中において豊かな体験活動とそれを通して感受性を得させる |
利害関係者を取り込んだ環境問題の啓蒙と自己啓発の推進 | 社会人を対象とする環境教育の公開講座の継続 |
地域の環境活動への継続的参加 | |
社会に対して有効な「環境情報」の継続的発信 |
直接影響
項目 | 目的 | 目標(例:2012年度) |
---|---|---|
大気汚染 | 排気ガスの発生量の削減 | 排気ガス排出量の削減 |
公用車使用時の運行簿記録の励行 | ||
法的要求事項の自主管理 | 法的基準より厳しい目標値の設定及び維持管理 | |
水質汚濁 | 排水量の削減(地盤沈下防止) | 2011年度の排水量を上限とする |
法的要求事項の自主管理 | 法的基準より厳しい目標値の設定及び維持管理 | |
廃棄物 | 廃棄物の減量化と再資源化 | 廃棄物の削減、2011年度の排出量を上限とする |
資源の枯渇 | エネルギー使用量の低減 | 電気使用量の削減、2009年度の使用量を上限とする |
油・ガス使用量の削減、2012年度使用量の把握 | ||
地球温暖化 | CO2排出量の削減 | 東京都環境確保条例に準じて削減 |
化学物質 | 化学物質の管理 | 化学物質の管理の徹底 |
チェックリストによる管理の徹底 | ||
省資源・リサイクル商品の推進 | グリーン調達の推進 | 年2回以上の情報発信 |
省資源の推進 | OA用紙、その他紙の使用量の削減 |
実施・実行(Do)について
点検・評価(Check)について
玉川学園では、教職員が「内部環境監査」の資格を取得し、年に1回各部署での環境活動が計画通りに実施されているか、環境マネジメントシステムが有効に活用されているかを検証しています。
処置・改善(Act)について
玉川学園では、環境マネジメントシステムの継続的な改善と、有効性の検証、パフォーマンスを維持するために、経営層による見直しを実施しています。この見直しは年に複数回実施され、次年度の環境目的・目標へと反映されます。