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国際教育・交流の分野で顕著な活躍を見せた学生を表彰する表彰式が行われました。

2021.03.01

玉川大学の国際教育・国際交流にさまざまな形で貢献した学生に対する表彰制度「Tamagawa Global Leadership Fellows」「Tamagawa Global Education PR奨励賞」「TAMAGOスタッフ優秀賞」の表彰式が、玉川大学国際教育センター主催で1月12日(火)にオンラインで開催されました。

玉川大学・玉川学園では、在学生の教育活動を支援するために寄せられた寄付金をもとに、それと同額の支援金を玉川からも拠出して加え、「玉川スチューデントサポート基金」を設置しています。その一部を活用して、世界で活躍できる人材を育成すべく設立されたのが、玉川大学の「Tamagawa Global Leadership Fellows」の表彰制度です。対象となるのは、主体性を持って競争性の高い外部のプログラムなどに選ばれ、国内外で大きな成果を上げた学⽣や国内外で国際的な活動に参加して大きな成果を上げた学⽣、玉川の海外プログラムで顕著な成果を上げるなど、玉川大学の国際教育に大きく貢献した学生です。学内での書類審査の後、⼆次審査のプレゼンテーションはオンラインで2020年12月に実施。⼩原芳明学⻑も参加されました。審査は各学部の国際教育推進委員の先⽣⽅と国際教育センターのセンター⻑および副センター⻑で構成される国際教育推進委員会が行います。本年度は3名の学生への授与が決定。彼らには今後のさらなる活躍のため、奨励金が支給されます。また、この日の表彰式では玉川大学における国際協力にさまざまな形で貢献し、その成果を広く発信してくれた学生に対する「Tamagawa Global Education PR奨励賞」と、TAMAGOスタッフとして国際教育・交流を支援してくれた学生に対する「TAMAGOスタッフ優秀賞」の表彰式も併せて行われました。TAMAGOとはTamagawa Global Opportunitiesの略で、玉川大学で得られるさまざまな国際的な機会やチャンスを意味します。
本年度の「Tamagawa Global Leadership Fellows」では最優秀賞にリベラルアーツ学部リベラルアーツ学科1年の佐藤千夏さんが選ばれ、文学部英語教育学科2年の岡本壮平さんと教育学部教育学科2年の佐野美海さんが優秀賞に輝きました。また「Tamagawa Global Education PR奨励賞」と「TAMAGOスタッフ優秀賞」には、それぞれ16名の学生が選ばれました。国際教育推進委員会委員長の大谷千恵教授からオンライン上で名前を呼ばれると、大きな声で返事をする学生たち。賞状や記念品は、後日郵送されます。

受賞者の皆さん

各賞を受賞した学生に、話を聞いてみました。

「Tamagawa Global Leadership Fellows」最優秀賞
リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科1年 佐藤千夏さん

「1年生の段階でこのような賞に選んでいただけたことをうれしく思っています。本年度は大学に通学することもなかなかできなかったので、学業以外でも何か成果を残せて良かったです。小学部から玉川に通っており、この環境で多くの経験を積んだことで今の自分があります。TAMAGOイベントに限らず、多くの機会のおかげですね。1年生でも多くのことを開拓してきましたが、2年次以降も友人たちに声をかけ、また新たなことに取り組みたいと思っています」。

「Tamagawa Global Education PR奨励賞」
経営学部国際経営学科3年 竹原萌華さん

「2年次の後期にオーストラリアのクイーンズランド大学へ留学し、現地の大学で先生にインタビューした動画を制作して、玉川大学の留学希望者などに見てもらいました。また留学で何を得られたかといったことも動画にまとめて提出。こうした活動を評価していただき、今回の受賞となりました。こうした経験と身につけた語学を活かして、卒業後は海外に関わるような仕事に就きたいと思っています」。

「Tamagawa Global Education PR奨励賞」
経営学部国際経営学科3年 飯田陸斗さん

「留学から帰国した学生と留学を希望する学生が会うことのできる交流会を企画したり、2年次後期にアメリカのペンシルベニア大学へ留学した際に撮影した動画を評価していただきました。こうした経験を通して語学はもちろんですが、チームワークやリーダーシップも学べたと思っています。卒業後はそうしたスキルを活かしながら、何かしらの部分で海外に携わるような仕事をしたいですね」。

「Tamagawa Global Education PR奨励賞」
芸術学部メディア・デザイン学科3年 後奈那さん

「Webデザインについて学び、その分野のゼミにも所属しているのですが、グラフィックデザインのゼミにも参加。そこで「Tamagawa Global Leadership Fellows」二次審査の告知ポスターという課題があり、応募しました。当初はネクタイをした男性のデザインだったのですが、男女問わず参加できることを伝えるため、最終的なデザイン案に。そうした部分にも配慮しながらデザイン案を考える点に、奥深さを感じました」。

「TAMAGOスタッフ優秀賞」
教育学研究科2年 森上公紀さん

「大学院でIBについて研究を行っています。2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの学生が留学の機会を失いました。私は日本語を学んでいるアメリカ人の友人が多いので、そんな学生が海外の人たちと交流する機会を作りたいと思い、TAMAGOイベントを企画。コロナ禍でも国際交流ができる場を作ることができて良かったです」。

また、今回の受賞者には記念品としてオリジナルのトートバッグが贈られました。このバッグは既に卒業した芸術学部の学生が在学中にデザインしたTAMAGOスタッフのロゴを、工学部エンジニアリングデザイン学科の春日名誉教授・今泉助手が特殊なプリンタで印刷したもので始まりました。玉川大学が進めるESTEAM教育の一つである、芸術(Arts)と工学(Engineering)の融合といえます。

この授与式は毎年開催されていますが、「Tamagawa Global Education PR奨励賞」などで国際交流に関わる学生が増えたこと、また「Tamagawa Global Leadership Fellows」最優秀賞を受賞した佐藤さんのように、入学直後から積極的に活動を行う学生が増えたことが印象に残る表彰式となりました。
「Tamagawa Global Leadership Fellows」や「Tamagawa Global Education PR奨励賞」の受賞者は留学などで語学力や国際的な見聞を深め、帰国後も継続的に学ぶことで自身はもちろん、周囲の学生にもいい影響を与えています。彼らが独自の活動を行ったりTAMAGOイベントに参加することで、キャンパスにいながら世界に触れ、刺激を得られることは、昨今の社会状況にあってはとても有意義な機会となっています。国際教育センターでは、これからも学生の夢を応援し、国際グローバル人財(材)の育成に取り組んでいきます。

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