町田市「Future Park Lab 2025 Summer」にて"ライトアップイベント"を開催しました
“Sparklingひかり金魚・芹ヶ谷の夕べ ~光がはじける一夜限りのあずまや幻想~”
8月16日(土)、 町田市芹ケ谷公園にて町田市主催「Future Park Lab 2025 Summer」が開催され、玉川大学学生有志と玉川大学学術研究所の田中敬一・柏原エリナ特別研究員が担当するライトアップイベント「Sparklingひかり金魚・芹ヶ谷の夕べ~光がはじける一夜限りのあずまや幻想~」が行われました。イベント開催時間中、750人を超える来場者が訪れ、やさしく光り輝く金魚たちに彩られた幻想的な光の世界に浸りました。

「涼やかな光の風を届けたい」という思いを込めて

観測史上初の暑さが連日続き、異常気象が日常になった今年の夏。また、酷暑に加え、自然災害も数多く発生しました。そうした状況の中、光の感性表現を通じて訪れた人々に少しでも「涼やかな光の風を届けたい」という思いを込めて取り組みました。
今回展示した作品は、工学研究科・農学部・芸術学部・リベラルアーツ学部の学生が協力して制作し、当日の会場運営も担当しました。
伝統と創造性を融合させた表現で観客を魅了

造形のモチーフになった「ねぶた」には「病気を追い払う」という願いが、赤い金魚には「魔除け」の意味が込められているといわれています。4回目の開催となる今年の夏も、小さなねぶたの光金魚たちが、夕暮れ時の緑に囲まれた公園のあずまやを彩り、伝統と創造性を融合させた表現で観客を魅了しました。
来場者からは「今年も楽しみにして来ました」といった声が寄せられ、学生たちは、今年の作品の特徴や、制作で苦労したエピソードなどを来場者に説明していました。

今年は、水紋をイメージしたたくさんの光のアワ玉が舞う中、光金魚たちがはじける幻想的で写真映えする演出をめざしたこともあり、来場者はスマートフォンでの撮影に夢中の様子でした。
光のアートを通じて、束の間の涼やかさと心の安らぎを届けた本イベント。小さな光金魚たちが浮かび上がらせる“ひと夜限りの幻想”は、多くの人々の心に残る夏の思い出となりました。
なお、本イベントは町田市が主催し、官学連携イベントして開催されました。
開催概要
- 日時:
2025年8月16日(土)15:00~20:00
- 会場:
町田市芹ヶ谷公園大池付近 あずまや
- 主催:
町田市
- 企画・制作:
玉川大学 田中敬一(学術研究所特別研究員)デザイン・プロジェクトチーム
- 制作監修:
柏原エリナ(学術研究所特別研究員)
- 製作担当:
工学研究科:佐藤小夜子、リベラルアーツ学部:持田貴大、
芸術学部:須藤翠、府川陽咲 農学部:羽下悠平、根本真幸
- 制作監修: