Primary Divisionで恒例のサマースクールを開催。子供たちが、興味のあることに思う存分取り組みました。

2021.08.17

7月19日(月)と20日(火)の2日間、Primary Divisionではサマースクールが開催されました(4年生のみ15日からの4日間で開催)。サマースクールは、2006年にスタートした恒例行事。このプログラムは子供たちの冒険心や探究心、挑戦する心などを育むことが目的の一つです。またプラネタリウムやMMRCといった玉川学園の教育施設をフル活用し、児童たちの興味関心を引き出すことも特長です。大学や研究所との連携も積極的に行っており、幼稚園から大学院までワンキャンパスの玉川学園だからこそできるプログラムもありました。今回はそんな連携プログラムを中心にご紹介します。

演劇スタジオで舞台照明体験

芸術学部が使用している大学3号館の演劇スタジオを利用して、舞台劇には欠かせない照明について学びます。天井に吊された照明を降ろして実際に触れてみたり、地明かりやスポットライトといったそれぞれの照明の特性などを理解。また、照明を扱う大学生たちが常に安全を確保しながら作業を行っている様子を目の当たりにし、華やかな舞台の裏側を知る機会にもなりました。

土器に触れ、矢尻作りに挑戦する縄文体験

教育博物館で所蔵している縄文土器に、実際に触れてみます。教育博物館の菅野和郎教授が当時の様子を解説しながら、子供たちの質問に専門家の立場から答えます。児童たちは持ち上げてみて「意外と軽い」と驚く一方で、その大きさから「縄文時代の人たちは、何人家族で暮らしていたのですか?」といったことに興味を持つ児童も。K-12経塚校舎とSTREAM Hall 2019の間にある、東京都町田市田端遺跡敷石住居址に移動して、縄文時代の人々の生活を想像します。K-12経塚校舎に戻ってからは、石器作りにも挑戦。軍手やゴーグルで身を包んで、黒曜石を割って矢尻などを作りました。翌日には火起こしも体験し、まさに縄文人の生活を体験しました。

メーカーズフロアでレーザー加工に挑戦

工学部、農学部、芸術学部が使用するSTREAM Hall 2019内のメーカーズフロアを利用し、さまざまなものづくりについて学びます。3Dプリンタを目の前にして、「インクの代わりに、材料を重ねていくことで立体物を作っていきます」という説明に目を丸くする子供たち。事前課題で、コースターのデザインに取り組んでおり、そのイラストをレーザー加工機を使って、コルクのコースターに熱転写するといったことにも取り組みました。

ガラス工房でペーパーウェイト作り

Consilience Hall 2020内のガラス工房では、芸術学部の教員や学生の指導の下、ペーパーウェイトの製作に挑戦。溶解炉から取り出した溶けたガラスに、星形など自分の好きな形を型押ししていきます。この日の作品は徐冷炉で冷やされ、後日子供たちに渡されました。

この他にも子供たちは学内の共同溝や、玉川大学教育学術情報図書館の見学、LED農園の見学、東京消防庁の協力による起震車を使用した地震体験、竹を使った生活用具作り、エコバッグやミサンガ作りなどに取り組みました。

共同溝の見学
教育学術情報図書館見学
東京消防庁協力の防災体験

サマースクールは夏休み直前に行われます。この時期に興味のあることに取り組むことで、子供たちにとって夏休みを有意義に過ごすための「いいきっかけ」となっています。夏休み明け、たくさんの元気な笑顔とまた学校で会えることを楽しみにしています。