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アメリカ大使館から3名のゲストをお迎えしました。

2023.01.26

2022年11月9日、アメリカ大使館から以下の3名をゲストとしてお迎えしました。

三橋 乃佑里 氏(広報・文化交流部 教育人物交流室Youth Outreach Program Specialist)は、後述する外交官の出張授業、NASA長官の特別講演会、オバマ大統領が来日された時の日本の高校生・大学生との交流会などをコーディネートされました。ミーガン エイトケンヘッド氏(広報・文化交流部 英語教育コーディネーター)は、教員向けの国務省教育プログラム「E-Teacher Program」など、英語教育プログラムなどを担当されています。シルバ 智子氏(広報部)も、後述するGirls Unlimited Program(GUP)を担当され、アメリカ大使館公式サイトEducationUSAのコーディネーターもされています。

当日は、国際教育センター長の大谷 千恵教授(教育学部)がエスコートして学内をご案内しました。STREAM Hall 2019では、山崎 浩一工学部長と水地 良明講師が迎え、ロボットラボ、メーカーズフロアをはじめ、施設の特徴や目的、成果などについて説明しました。またロボットラボにて研究成果の説明をした大学院生(工学研究科)の坂巻 新さんは、2014年にオバマ大統領にロボットの説明をした高校生の一人で、オバマ大統領の教育視察をコーディネートされていた三橋氏との嬉しい再会となりました。まさに一貫校だからこその再会でした。

もう1つ、嬉しい再会がありました。三橋氏がコーディネートしているAmbassador’s Youth Council(AYC)3期に参加した観光学部3年の鈴木 海心さんとも、ばったりSTREAM Hall2019の前で再会することができました。AYCはオンラインだったため、今回、初めての対面となりました。鈴木さんは観光学部ですが、複合領域科目を履修したことで今ではロボットやプログラミングの研究にも興味の幅を広げ、工学部生と一緒に研究しているそうです。異分野融合融合を目指すSTREAM HALL2019がまさに文系、理系の学生が共に学び合う空間となっていることが鈴木さんを通して伝わります。

STREAM Hall2019内見学の折には、学内の間伐材を再利用した造形(TAMATree Projectの一環)、ステンレスアート、あちこちにある学生のアート作品、学長直筆の英語の玉川モットー、見える化した建物の構造(メーカーズフロアやロボットラボ)などから、玉川大学の過去の実績、現在の取り組み、将来のビジョンが施設内に詰まっていることを感じていただくことができました。ゲストからは「これからの世界、AIとSTEAM、量子力学などの分野はますます重要」と、玉川大学が取り組んでいる教育・研究活動の諸テーマの重要性について力説されていたのが印象的でした。その後の意見交換の場では、お互いに色々なインスピレーションを感じ、今後の色々な可能性を感じることのできる機会となりました。

今回はSTREAM Hall2019と大学教育棟2014を中心にご案内しましたが、帰りに小田急OX(スーパー)で販売されているLEDレタスの「夢菜」も見ていただくことができ、本学の多様な取り組みをご紹介することができました。

玉川大学・玉川学園とアメリカ大使館とのご縁

2012年、「Black History Month」にあたり、アメリカ大使館の外交官による出張授業「アフロ・アメリカンの歴史~HipHop音楽の歴史と変遷」を開催し、9年生2クラスと国際学級(8-11年生)が参加しました。

2013年5月に本学のIBクラス×NASA×米国大使館による特別授業として、NASAアジア支部代表のクリストファー ブラッカビー氏をお招きして、IBクラスの7-12年生105人を対象とした特別授業も行いました。こちらは米国大使館文化広報部とNASA(National Aeronautics and Space Administration : 米国航空宇宙局)の企画によるプログラムです。

同年の9月には、NASA(米国航空宇宙局)チャールズ ボールデン長官が、本学に来園され、玉川学園、米国大使館、米国航空宇宙局の主催による、小中高生に向けた「宇宙飛行士になる方法」と題した講演会を開催しました。本学園児童・生徒の他に、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている近隣の中高の生徒約80名が参加しました。

ハイライトは2014年に東京のお台場にある「日本科学未来館」で本学のロボットクラブ(TRCP)の10年生がオバマ大統領に実演披露したことです。オバマ大統領は、過密スケジュールをぬってキャロライン ケネディ駐日大使やスーザン・ライス大統領補佐官らとともに、日本の未来を支える高校生や大学生ら30人が招待されました。玉川学園の生徒も「玉川ロボットチャレンジプロジェクト(TRCP)」の10数年にわたる活動から、ロボットクラブ10年生4名とサイエンスクラブ12年生が参加しました。

2016年にもNASAから3名が来園されました。当日は、NASAの科学観測研究室副長官であるジョン グランスフェルド氏(元宇宙飛行士)による講演の他、人事・物資担当兼科学観測担当長官補佐のアンドレア ラザギー氏(役職は当時)がロボット・サンゴ研究の見学を、科学観察天文研究室室長のポール ハーツ氏が植物工場の見学を行いました。

大学生については、これまで4名の学生が厳しい選抜を経てアメリカ国務省主催の教育プログラムに参加・修了しています。2015年のU.S. Embassy Academyに文学部の税所 里帆さん(2016卒)、2019年のStudy of the U.S. Institute for Student Leaders on Global Environmental Issues(SUSI)に農学部の眞木 凌さん(2020卒)、2021年4月から10月に開催されたAmbassador’s Youth Council(AYC)2期に経営学部の山本 真由さん(現在4年)、2021年11月から2022年4月に開催されたAYC3期に観光学部の鈴木 海心さん(現在3年)です。

教員レベルでは、大谷 千恵教授が2011年に教員対象のアメリカ国務省教育プログラム「E-Teacher Program」でメリーランド大学のTeaching English to Young Learnersのオンラインプログラムを修了して、国務省人物交流プログラムの卒業生(アルムナイ)となりました。他にも2名の玉川学園の教員がE-Teacher Programを修了しています。大谷教授は、2016年以降、女子中高生のエンパワメントとリーダーシップ育成を目的としたプログラムのメンターとして参加し、2020年に、アメリカ大使館助成事業「Girls Unlimited Program(GUP)」を他大学のアルムナイ2名の先生方と一緒に立ち上げ、運営メンバーとして活動しています。GUPは、フルブライト奨学金など、アメリカ国務省人物交流プログラムの卒業生を中心として、各界で活躍する国際感覚豊かなメンターが、企画、運営、教育コンテンツの開発を行い、講演・ワークショップ・ディスカッションを組み合わせたプログラムを展開しています。玉川大学・玉川学園は、2021年1月に開催したGUP in Sapporo、2022年8月のGUP in Summerおよび11月のGUP in Autumnで共催しています。GUPについては、2022年7月13日の東洋経済ONLINEで取り上げられています。

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