• ニュース&イベント

玉川大学・玉川学園Webサイト
IEサポート終了のお知らせ

玉川大学・玉川学園webサイトTOPページリニューアルに伴い、Microsoft 社の Internet Explorer(以下、IE)のサポートを終了いたしました。本学園が運営するサイトをIEで閲覧した場合正しく表示されない恐れがございます。
皆様にはご不便をおかけしますが、別のブラウザを利用しての閲覧をお願いいたします。

TSCPチームが「WGC2023ソーラーカーラリー」グリーンフリートチャレンジ部門で2位と健闘

2023.08.17

8月6日~9日秋田県大潟村ソーラースポーツライン(一周25km)で開催されたWorld Green challenge 2023に玉川大学TSCP(Tamagawa Sustainable Chemistry-powered-vehicle Project)がハイブリッド・ソーラーカー「S-Mg concept」で出場。グリーンフリートチャレンジ部門で2位を受賞しました。

大会は3日間にかけてレースが行われます。グリーンフリートチャレンジ部門は新開発の技術を競う部門で、3項目(走行周回数、技術プレゼンテーション、走行計画と実際の走行の誤差の少なさ)を競う競技です。

玉川大学TSCPチームは、将来の都市部におけるパーソナルモビリティの運用をコンセプトとし、再生可能エネルギーを活用する充電スタンドを開発して出場しました。充電スタンドは、改良を重ねたマグネシウムを固形燃料にした発電システムと太陽電池をエネルギーミックスしたオフグリッド型で、「S-Mg concept」用バッテリーを充電します。「S-Mg concept」には最小限の容量のバッテリーを搭載して充電しながら走行します。走行車両のバッテリー残量が少なくなったら、充電スタンドで充電したバッテリーと交換して走行を継続するような運用を実践しました。

序盤はタイヤパンクなどのトラブルに見舞われましたが、ピットクルーの連携した動きでメンテナンスに取り組みレースに復帰。さらにドライバーとメンバー間で車両やコースの情報を共有しながらトラブルを回避し、後半は計画通りのペースで走行し、車両ポテンシャルを発揮することができました。技術プレゼンテーションでは、エネルギーミックス充電スタンドの技術的な取り組みや車両の改良部分について学生が中心に発表し、審査員からの質疑にも丁寧に対応し、高評価を得ました。

今後もTSCPでは学部間を超えて学生達が、環境に優しい再生可能エネルギーや資源循環利用を目指すエネルギーキャリアについて、エネルギーの創生やモビリティへの活用をテーマにさらなる研究・開発を進めていきます。

引き続き応援をよろしくお願い致します。

シェアする