学生一人ひとりが学びの質を高めるための環境

玉川大学では、「どれだけ多く授業を履修したか」という従来の大学における「履修主義」から脱却し、「どれだけ深く学んだか」を問う「修得主義」へと転換を図っています。
この学びの転換を確実に図るためには学生一人ひとりの「学びの質」をいままで以上に高める必要があります。玉川大学では「学びの質」の向上を目的に、学生の「困った」に対応するための学修支援や多様な学修に対応できる施設を用意。1日8時間しっかり学び、学生同士、学生と教員が切磋琢磨できる環境を実現しています。

学修への支援

学修サポートデスク

「レポート課題をどう書いたらいいかわからない」、「数学の問題が解けなくてどうしたらよいかわからない」など、学修を進める中で様々な壁に突き当たるかもしれません。そんな時にアドバイスを受けられるのが学修サポートデスクです。学修支援専任の教員をはじめ、さまざまな専門分野に造詣があるスタッフが一人ひとりの質問・相談に答えてくれます。さらに日々の学修で感じたつまずきや、ちょっとした疑問を大学院生のTA(Teaching Assistant)に聞いてもらうこともできます。その他、レポート・論文の書き方についてなどの講習会を定期的に開講し、学生の疑問解消のサポートをしています。

ITサポートデスク

Microsoft Office (Word/Excel/PowerPoint) の使用方法のサポートを通じて、学生のICTスキルの向上をめざしています。また、大学推奨モデルノートパソコンの修理受付や、Adobe等のソフトを利用する場合のPC貸出しも行っています。
ラーニング・コモンズ 3Fにデスクがあり、学生は授業の合間や空き時間に来室し、様々なサポートを受けることができるようになっています。「PC操作が分からない」「PCにトラブル発生」そんな時には、まずITサポートデスクに相談してください。

特長ある大学施設

大学教育棟2014

正門を入ってすぐ目に飛び込んでくる7階建ての大学教育棟 2014は、学生の学修を支援するさまざまな機能が入った複合施設です。1、2階は教育学術情報図書館で、蔵書数は100万冊近く。8学部の学びを深化する専門書が並びます。館内には個別学修スペースを多数設置。集中して学修する環境を用意しています。3階・4階のラーニング・コモンズでは、多種多様な什器を配置しており、グループ学修に最適な空間です。ラーニング・コモンズ内には学修サポートデスク、ITサポートデスクがあり、学修やPC関連で困ったときにすぐ相談ができる体制が整っています。4階には、大学生活をおくるうえで学生の学修や生活、キャリアに関する支援を行う学生支援センター、キャリアセンター、教学部が集まっており、ワンストップで学生をバックアップします。5階・6階は大中小の講義室があります。固定机ではなく、個別机を配置している講義室がほとんどで、アクティブ・ラーニングをしやすい環境を用意しています。6階には講義室のほかに教員との面談ブースがあり、担任教員や講義担当教員へ気軽に相談できます。7階には教員の研究室を配置し、学生により近いところで教員が日々の研究を進めています。

ELF Study Hall 2015

ELF(共通語としての英語)の学修に特化した施設で、施設内は英語の授業を行う教室の他に、リラックスした雰囲気で会話を楽しむスペースやパーティションで区切ってしっかりとコミュニケーションを取るスペースなど、目的に合わせて使うことのできる空間が整っています。ELF学修を全面的にサポートするELFセンターでは、マルチリンガルで英語を母語としない人に英語を教える資格を持つ教員が、授業の空き時間にはチューターとして個別の英会話レッスンや学修相談、留学へのアドバイスなども行います。
また、大学在学中の長期海外留学や海外研修などをトータルサポートする国際教育センターもあり、グローバルに活躍するための学修拠点として多くの大学生が利用しています。

University Concert Hall 2016

2016年10月、旧玉川学園講堂が音楽ホールとして音響効果を高め、「University Concert Hall 2016」に生まれ変わりました。メインホールのMARBLEは約480席収容で、残響音も同等クラスの名門ホールに引けを取らない環境を実現。さらに建物1階には、オーケストラの練習ができる小ホールが備えられています。ここでは、アンサンブルなどの小規模なコンサートなどを催すことも可能です。そして3階には、練習に最適な音響環境をもつレッスン室を22室設置しています。レッスン室のフロアには、印象派の巨匠オーギュスト・ルノワール作「ピアノを弾く少女たち」の陶板が飾られ、フロアの温かさを演出しています。各フロアには学修や談話ができるよう什器を設置。音楽や芸術について、学生同士や学生と教員が語らうそんな日常がUniversity Concert Hall 2016にあります。

STREAM Hall 2019

これからの社会では人間の幸福や生きる喜びの意味を追求し、異分野融合によって新たな価値を生み出すことで、社会に貢献できる人材が求められています。その教育を実践・共創する場が、このSTREAM Hall 2019です。"異分野融合のイノベーションを創出する人材育成の場"をコンセプトとする「ESTEAMエリア」の中核施設として、まずは「モノづくり」という共通項を持つ工学部、農学部、芸術学部の3学部の融合をめざしていきます。異なる分野の学生たちが共に学び、刺激を与え合うため、教室内の様子が見えるガラスの壁を配したり、「シェアアイデアスペース」や「プレゼンテーションステップ」といったオープンスペースを多く配置することで自由に議論ができる環境を用意しました。学部にかかわらずものづくりを実践できる「メーカーズフロア」や最先端のAIロボット技術を間近で体感できる「ロボットラボ」など、モノづくりを体験できる設備を数多く設置。STREAM Hall 2019には協同、閃き、学びといった知識の流れを循環させ、学生同士がお互いに刺激しあい、活動を促す環境が整っています。

Consilience Hall 2020

「Consilience」とは“知の統合”のこと。自然科学系の基礎実験・研究棟であるこの施設は、まさに異なる学問分野が出会い、融合する場です。施設内も学部を限定せず横断的に学修できるような構造に設計されています。そこからお互いが刺激を得ることで、新しい発想が生まれ創造していく場として活用しています。1階は工房エリアで、Painting Work Shop(絵画工房)、Arts and Craft Work Shop(工作工房)、Ceramic Work Shop(陶芸工房)、Glass Blowing Work shop(ガラス工房)、NextGen. Mobility Work Shop(ソーラーカー工房)が並んでおり、2階は、大中小の講義室とフリースペースを設けています。3階には教員の研究室とTEAL(Technology Enabled Active Learning )ルーム、そして学生ラウンジがあります。TEALルームは3室すべてに上下可動式の机を設け、様々なスタイルでのアクティブ・ラーニングができる仕様になっています。そのうちの1室は黒板を設け、模擬授業の練習などにも活用できる環境にしています。
4階・5階には、実験室を配置。水・ガス・電気などの配線をすべて天井から配線し、実験台のフレキシブル化を実現。実験においてもアクティブ・ラーニングを可能にしています。5階には、さらに理科教員養成のための実験室を設置。小学校や中学校の実験室に合わせた器具や実験台が用意されたこの実験室では、理科教員志望者が日々、模擬授業等を行ったり、授業研究や教授法を学んだりしながら教師としてのスキルを磨いています。