カナダ・ビクトリア大学のジョアン・クラーク博士が来園

2025年5月19日、玉川大学のSAE海外留学・研修プログラム※の協定校であるカナダのビクトリア大学より、生涯教育部部長のジョアン・クラーク博士が来園されました。
玉川大学とビクトリア大学は、約20年にわたって交流を続けており、プログラムに参加した学生たちは、現地教職員による手厚いサポートのもとで、充実した学びを実現しています。
今回、クラーク博士の案内役を、2024年度春期にビクトリア大学の英語研修プログラムに参加した芸術学部の大川果音さん(演劇・舞踊学科3年)と戸谷優花さん(アート・デザイン学科2年)の2人が務め、キャンパス内の施設を紹介するツアーを行いました。はじめに学生食堂(Cafeteria Sakufu)や大学教育棟2014、大学3号館の演劇スタジオを案内した後、小原記念館やSTREAM Hall 2019などを巡りながら、玉川大学の教育環境や歴史について紹介しました。クラーク博士は本学の教育理念に深く感銘を受けられるとともに、それらが石碑や陶板、校舎のデザインにも反映されていることに驚かれていました。


次に、学生たちがビクトリア大学での研修体験について報告しました。戸谷さんは、初めての海外体験で緊張しながらも、現地のカフェで自ら注文できたことが自信につながり、さまざまなことに挑戦できたと語りました。大川さんは、最終日にクラス代表としてスピーチを行った経験を紹介し、「不安を乗り越えることの大切さを学んだ」と話しました。クラーク博士も、2人の成長をとても喜ばれ、温かい言葉をかけてくださいました。


その後、国際教育センターの教職員と留学プログラムに関する意見交換を行い、今後の協力体制について確認し、最後に小田高等教育担当理事を表敬訪問されました。
今回のクラーク博士の来園は、玉川大学とビクトリア大学のさらなる連携と発展を願い、交流をいっそう深める貴重な機会となりました。
- SAE海外留学・研修プログラム
玉川大学では創立時より教育理念である教育12信条の1つに「国際教育」を掲げて国際教育に力を入れています。国際教育センターでは長期の海外留学プログラム、短期の海外研修プログラムを通じて、多くの学生が留学・研修に挑戦できる機会を提供しています。SAEはStudy Abroad Experienceの略です。