玉川大学 キッズユースオープンキャンパス 実施報告(令和7年度) ネクスト・クリエイション・プログラム キッズユースオープンキャンパスを開催しました!
令和7年8月10日(日)、玉川大学にて「ネクスト・クリエイション・プログラム キッズユースオープンキャンパス」を開催しました。本プログラムは、東京都およびアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)との共催により、芸術文化に関心を持つ小学生~中学生を対象に、大学の工房やスタジオを活用した多彩な体験型ワークショップを提供するものです。
当日は、東京都内から多くの児童が参加し、大学生や教員とともに創造的な活動に取り組みました。
1.みんなでつくるなんでもワイルドパーク「Dance×Light×Object(からだ×ひかり×もの)」
ダンスグループ
ダンススタジオで身体を使った表現遊びを通じて、笑顔あふれるコミュニケーションを体験しました。


照明グループ
牛乳パックや虫眼鏡を使って「光の水族館」を制作。舞台照明の仕組みを学びながら、創造力を発揮しました。


美術グループ
玉川の森の精霊をテーマに、お面や帽子を制作。不織布の衣装も加え、不思議な精霊に扮しました。


最後には保護者の前でミニパフォーマンスを披露。ダンスグループ・照明グループ・美術グループが一つのステージを作り上げました。


2.Actor Training in English
ヨーロッパの現代俳優トレーニングメソッドを基に、英語と日本語を交えた演技体験を実施。緊張をほぐすゲームやグループワークを通じて、演劇の楽しさを体感しました。


3.運動会で踊った「多喜雄のソーラン節」を唄って、和楽器で演奏して、みんなで表現しよう!
唄・踊り・三味線・和太鼓の各グループに分かれて体験し、最後には全員で演奏発表を行いました。日本の音楽文化への理解と親しみを深める貴重な機会となりました。


4.「木のかわで かたちをつくって あそぼう」~間伐材で、森を手入れする大切さを伝えよう~
間伐材の樹皮を使ったクラフト制作を通じて、森の手入れの大切さを学びました。完成作品は展示され、参加者同士が活発に意見交換を行う場面も見られました。


5.自分だけの絵の具をつくって描いてみよう
自然素材から絵の具を手づくりし、自由な発想で絵を描きました。ギャラリーウォークでは、作品と絵の具を陳列し、参加者同士で感想を語り合いました。


参加者の声
- 「話が面白かったし、内容もとても楽しくて、もっと芸術に興味を持てました。」
- 「大学生のお兄さん・お姉さんが優しく教えてくれて安心でした。」
- 「普段ではできない体験でとっても楽しかったです。」
保護者の声
- 「子どもが憧れている大学に直接行くことができたのも良かったです。」
- 「講師の先生やサポートの大学生の子どもへの眼差しが温かく、子どもも伸び伸びとできていたように思います。」
- 「芸術に触れる機会が圧倒的に少ないので、子どもが興味のあるものづくりと、機会がほしいと思っていた芸術が組み合わさり、とてもすてきな機会でした。」
おわりに
本プログラムを通じて、子どもたちの創造力や表現力が大きく育まれました。玉川大学では今後も、地域と連携した教育・文化活動を積極的に展開してまいります。
関連リンク
本プログラムは、東京都およびアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)との共催により実施されました。 他機関による実施報告もぜひご覧ください。