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歌と物語でつながる、大学と幼稚園の秋のひととき 玉川大学朝日ゼミが太陽第一幼稚園で音楽劇を披露

2026.10.22

2026年10月9日(金)、玉川大学教育学部の朝日ゼミに所属する4年生14名が、川崎市中原区の太陽第一幼稚園を訪問し、オータムコンサート「音を楽しむ秋のひととき」を開催しました。学生たちは、子どもたちが親しみやすい歌と物語を組み合わせた手作りの音楽劇「魔法のクレヨン」を披露。歌やダンス、ゲームを交えながら、子どもたちと音楽を楽しむ時間を共有しました。

今回の交流は、幼稚園教員の学びをきっかけに、大学での音楽教育の実践が幼稚園へと広がった取り組みです。音楽を通して子どもたちと学生が互いに刺激を受け、学び合う機会となりました。

教員の学びから広がった、大学と幼稚園のつながり

玉川学園では、日々の生活の中で音楽に親しむ「音楽の生活化」を大切にしています。歌うことを特別な活動にとどめず、日常の中で自然に音楽を楽しむ姿勢は、本学の音楽教育の特色の一つです。

太陽第一幼稚園では、教員の学びを深めるための研修機会を設けています。その一環として、本学の継続学習センターが開講する「先生のためのウクレレで楽しむ音楽」を全教員が受講。ピアノが苦手でも歌を楽しめる保育を目指し、園内でも教員がウクレレを手に、いつでも歌える環境づくりに取り組んでいます。

この講座での学びがきっかけとなり、講師を務める教育学部の朝日公哉教授がゼミ学生とともに同園を訪問することになりました。教員研修を通じたつながりが、学生の実践の場となり、子どもたちとの交流へと発展しました。

子どもたちと一緒に楽しむ、手作りの音楽劇

コンサートに向けて、学生14名は「子どもたちが楽しめる曲」「知っている曲」をリストアップし、それぞれの歌に合わせてストーリーを考え、音楽劇「魔法のクレヨン」を創作しました。

公演では、歌やダンス、ゲームなどを交えながら物語を展開。子どもたちは劇の中で起こる出来事に声を上げたり、一緒に歌ったりしながら、物語の世界を楽しみました。劇中で描いた絵が魔法のクレヨンの力で色がつかない場面では「森に色がない!」といった反応や、登場するものに気づいて声を上げる姿もあり、子どもたちの豊かな想像力が劇を盛り上げました。

学生からは、「子どもたちが一緒に歌ってくれたり、ゲームを楽しんでくれたりする姿がとても嬉しく、やりがいを感じました」との声が寄せられました。また、歌やダンスに合わせて体を揺らす姿や、劇を真剣に見つめる様子から、音楽が子どもたちに届いていることを実感したといいます。

公演後にも、子どもたちが絵を描いたり、学生に一緒に描こうと声をかけたりするなど、音楽劇をきっかけとした交流が続きました。

参加した学生の感想


今回のコンサートは、学生にとって、大学で学んできた音楽教育を実際の保育の場で生かす機会となりました。

子どもたちの反応を受け止めながら物語を届ける経験は、子どもの興味や発想を理解し、音楽を通じた表現の可能性を考える機会にもなります。学生たちは、子どもたちが歌や物語を楽しむ姿に喜びを感じるとともに、その豊かな発想や想像力から新たな気づきを得ました。

また、今回の交流は、学生だけで完結するものではありません。幼稚園の教員が研修を通して音楽の楽しみ方を学び、日々の保育に生かそうとする姿勢と、大学で音楽教育を学ぶ学生の実践が結びついたことにも意義があります。

大学と幼稚園がそれぞれの学びや経験を持ち寄り、子どもたちと音楽を楽しむ。その積み重ねが、音楽を身近なものとして感じられる環境づくりにつながります。

玉川学園は今後も、音楽をはじめとする教育活動を通じて、子どもたちの豊かな感性や表現力を育むとともに、大学での学びを地域や教育現場での実践につなげる交流を大切にしていきます。

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