TSCPが開発を進めているMg空気電池実験車両(仮)がCEATEC JAPAN 2018にて展示されました。

10月16日(火)~19日(金)の期間、幕張メッセで開催された、CEATEC JAPAN 2018※(シーテック ジャパン 2018)で、日本ケミコン株式会社様のブース内において、玉川大学工学部の学生を中心に構成されているTSCP(Tamagawa Sustainable Chemistry-powered-vehicle Project)が実証実験を行っている「Mg空気電池実験車両(仮)」を実用事例として展示していただきました。
- CPS/IoTを活用し、あらゆる産業・業種による「共創」を基本としたビジネス創出と、技術および情報交流などを一堂に会する場としての展示会
この「Mg空気電池実験車両(仮)」は、市販電気自動車をベースにしており、蓄電池を搭載せずにマグネシウム空気電池の発電電力のみで走行することに成功しました。現在はこのシステムをより発展させたハイブリッド・ソーラーカーとして開発を進めています。この車両は秋田県で行われているソーラーカーや再生可能エネルギーを使った車両で行われるレースWGC(World Green Challenge)に昨年から出場し、実証実験を行っているところです。
この「Mg空気電池実験車両(仮)」には、日本ケミコン株式会社様のキャパシターが搭載されており、本車両のエネルギーバッファとして大きな役割を担っていることから今回実用事例としてご紹介いただきました。
今後も玉川大学が進めている「再生可能エネルギーと資源循環型エネルギーを調和させたハイブリッドシステムで走る自動車」のさらなる研究、開発にご注目ください。

