玉川大学eR@sersがロボカップジャパンオープン2020 @ホーム部門 エデュケーションリーグで優勝!

2020.12.24

2020年12月19日(土)・20日(日)に行われたロボカップジャパンオープン2020 @ホーム部門エデュケーションリーグにおいて、玉川大学工学部の学生、リベラルアーツ学部の学生で構成されているチームeR@sersが優勝しました。さらに日本ロボット学会より、@ホーム部門 エデュケーションリーグTDP優秀論文賞をダブルで受賞という快挙を達成しました。

ロボカップジャパンオープン2020@ホーム部門では、コロナ禍での新しい開催方法として、各チームの開発した技術報告書(TDP)とデモンストレーション動画を事前提出。さらに19日にはその技術を紹介するオンラインポスターセッション、20日には各チームの研究室を中継で繋ぎ、リモートで競技するテクニカルチャレンジがあり、それらの総合点で評価される形式になりました。
同部門には海外2チームを加え、10大学からのべ15チームが出場。@ホーム部門内の他リーグのチームとも対戦する形式です。日常生活でのロボットの利用を想定し、リビングルームやキッチンなどの家庭環境において、いかに人間との暮らしに役立つ作業を遂行できるかを競います。ドアを開閉したり、モノをつかんだりといったロボットアームやアームによる物体操作等技術が重要です。また、人と共存するロボットとして人間を追尾したり、ロボットと人が自然にコミュニケーションをとることも重視されています。各種センサーを駆使し、音声対話技術や画像認識技術なども問われます。特にエデュケーションリーグではエントリー部門として、開発環境のオープンソース化やロボットプログラミングの手法開発等の教育的要素が重視されているそうです。

チームeR@sersは、10年以上積み上げてきたTamagawa Robot Challenge Projectのプログラム資産を活かし、実用性を訴えるデモンストレーションを実施しました。また、オンラインポスターセッションでは、競技に必要な動きをどのようなツールを使って対応したのかについてポイントを押さえて解説。ロボットの専門家で構成される審査員からの細かな質問にも丁寧に答え高評価を得ることができ、TDP優秀論文賞を獲得することができました。

<荷物を受け取る様子>
<追従する様子>
<別の人物が横切っても追従を継続>
<オンラインポスターセッションの様子>

Tamagawa Robot Challenge Projectの指導をしている学術研究所AIbot研究センター主任で工学部情報通信工学科の岡田浩之教授は、「今回のエデュケーション部門に出場した学生は2年生4名ですが、プロジェクトメンバー全員が一致団結してロボット開発を行ったチームワークが優勝につながったと思っています。また、STREAM Hall2019にあるラボにいち早くリモートでのロボット開発環境を整え、コロナ禍のリモート授業の合間にも自宅からロボットプログラミングを行えたことが、よかったのだと思います」と今回のロボカップに向けた取り組みを振り返ってくれました。

次回は2021年にフランスで世界大会が開催される予定です。コロナ禍で状況はまだ不透明ですが、今後も、Tamagawa Robot Challenge Projectのメンバーはロボットと人が共存できる未来の社会をめざし、挑戦を続けます。ご期待ください。

TRCP(Tamagawa Robot Challenge Project)のメンバー

工学部情報通信工学科2年 飯野竜史
リベラルアーツ学部2年 鈴木健介
工学部情報通信工学科2年 中野零仁
工学部情報通信工学科2年 廣瀬誠人
学術研究所AIBot研究センター研究員 Luis Contreras-Toledo
工学部情報通信工学科教授 岡田浩之