ELFセンターと南さつま市立坊津学園との英語遠隔授業を実施
ELFセンターでは2019年度より、南さつま市立坊津学園の小中学生を対象に『英語教育連携』の一環として英語の遠隔授業を提供しています。これは、学校法人玉川学園の創設者が南さつま市坊津町出身であることから、南さつま市と玉川学園との包括連携協定によるものです。

12月2日は今年度3回目の授業を行いました。当日はマクブライド,ポール准教授とレイクセンリング,アンドリュー准教授の2名がクラスを担当し、坊津学園の小学5年生 16名がZoomを利用して英語の遠隔授業に参加しました。今回の授業トピックは「どの国に行きたいですか?」「なぜそこに行きたいですか?」でした。ELFセンターの両教員はオーストラリアのK-12スクールや、小学校において教員経験があるため、児童の学校生活(行事等)や日常生活、そして児童の興味や関心のある事柄を引き出し、英語を通して少しずつお互いの考えやおもいなど、理解を深めていきます。児童は各自のPCから英語で発表し、両教員からの質問にも英語で答えます。児童は、現場の教員からも十分な準備とサポートを受けており、スムーズに授業が進行していきました。

1時間の授業はあっという間に終了し、授業後、児童は授業をとても楽しんだようでとても興奮しており、次の授業も楽しみにしている様子がうかがえました。児童は毎回、事前の準備も丁寧にすすめており、授業に一生懸命に取り組んでいました。
『英語教育連携』の授業では、ELFコミュニケーションを使用して、坊津学園の児童が現在そして将来の英語を活用する際に効果的なコミュニケーション能力を身に付けることできるよう、支援を図っています。ELFセンターでは、引き続き、連携・協力の包括協定のもと各地域との連携プログラムの実施、研究成果の還元といった社会貢献活動を推進していきます。