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中澤海斗さん(2022年3月経営学部卒業)がBリーグ「バンビシャス奈良」加入。玉川大学初のプロバスケットボール選手が誕生しました

2022.03.31

2022年1月、経営学部4年生(当時)だった中澤海斗さんがプロバスケットボールBリーグ B2のバンビシャス奈良に「特別指定選手」として加入しました。特別指定選手とは、22歳以下の学生選手が高校や大学に在籍しながらBリーグに所属できる制度です。
本学から初のプロバスケットボール選手となる中澤さんに、バスケットボール選手としての経歴と玉川大学時代のこと、そして将来の目標について話を聞きました。

==バスケットボールはいつ頃から始めたのですか?

中澤 バスケットボールとの出会いはまだ保育園児だった頃。姉が楽しそうにミニバスケをやっているのを見て「やりたい!」と親に頼んで、一緒にはじめるようになりました。小学生になってミニバスケのチームに入りました。決して強豪チームではありませんでしたが、メキメキと技術が向上して、中学校と高校はスポーツ推薦で進学。中高を通してバスケットボール部のキャプテンを務めました。高校は山梨県内きっての強豪校で練習も厳しく、かなりのプレッシャーの中で3年間戦ってきました。実は高校卒業後は選手をやめるつもりでした。自分なりにやりきったと感じていましたし、専門学校に進学して鍼灸師になろうとも考えていました。そんな時に玉川大学のバスケットボール部の板倉ヘッドコーチが「ぜひ一緒にやろう」と熱心に誘っていただいて、最終的に玉川大学への進学を決めました。

==強豪高校から関東大学リーグでは3部の玉川大学で競技を続けようと思った決め手は?

中澤 やはりコーチの方の人柄でしょうか。私のプレーの良いところやこれからのことについてお話をうかがっているうちに「この人とならもう一度バスケをやりたい!」と考えるようになり、競技生活を続けることを決心しました。実は強豪大学からも誘いもあったのですが、自分が納得のいくカタチで競技に取り組みたかったので玉川大学への進学を選びました。

==玉川大学入学後、すぐにバスケットボール部の主力選手として活躍されました。今、振り返ってみて大学での競技生活はいかがでしたか?

中澤 周囲の人と環境に恵まれて、心おきなく競技に打ち込むことができた4年間でした。大学リーグでは1年生の時は新人王、2年生では得点王と順調な競技生活を過ごしました。またコーチの計らいで1年生の時からプロの練習に参加させていただきました。果たして自分の技術はプロに通用するのか?と不安もありましたが、実際にプロの方とプレーしてみると意外と通用することがわかりました。同時に高校でバスケをやり切ったつもりになっていましたが、改めて自分はバスケが好きだし、だからこそもっと上手くなりたいと思うようにもなりました。

==ご自身はどのようなタイプの選手だと思いますか?

中澤 PG(ポイントガード)でプレーすることが多いのですが、このポジションはいわゆる司令塔。自分のプレーだけでなく、チーム全体をどのように動かして得点するかをゲーム中に的確に判断し、ゲームを作る役割を担います。自分はエースとして得点も狙いますが、その周囲の選手を上手く使うセンスに持ち味があると思っています。玉川大学バスケッボール部でプレーすることで人間性の部分でとても成長できたと感じています。「玉川」の看板を背負ってプレーする限り、大学の代表として恥ずかしくない選手、人間でありたいとずっと思い続けてきました。経営学部の勉強との両立ではかなり苦労しましたが、先生や友人たちの助けもあり、なんとか過ごすことができました。玉川大学の4年間はこれまでの人生でいちばん勉強したと思います(笑)。

==今後、プロとしてどのような選手でありたいと考えていますか?

中澤 バンビシャス奈良は学生時代から練習に参加していたチームで、GM(ゼネラル・マネージャー)から「チームに入ってほしい」と言われて、4年生の1月に特別指定選手となり、5試合に参加しました。今後はその期待に応えられるよう、自分の持ち味を十分発揮して結果を残しいきたいですし、コツコツ練習してより上のレベルを目指しています。

==これからのご活躍に期待しています。

中澤 ありがとうございます。まだ私はプロとしてはスタートラインに立ったに過ぎません。そして自分がここまで来ることができたのもバスケットボール部の監督・コーチ、仲間たち、さらに応援していただいた経営学部の先生方や大学職員の皆さまのおかげだと思っています。玉川大学に進学して本当に良かった。そうした皆さんの期待に応えられるよう全力で、そして一つひとつのプレーを楽しみながら頑張っていきたいです。

板倉令奈ヘッドコーチ、中澤さん、林晃監督

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