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TSCPチームが8月8日からソーラーカーレース「ワールド・グリーン・チャレンジ」に3年ぶりに出場します!

2022.08.05

TSCP(Tamagawa Sustainable Chemistry-powered-vehicle Project)チームは8月8日~11日に秋田県大潟村で開催されるソーラーカーレース「ワールド・グリーン・チャレンジ」グリーンフリートチャレンジ部門に出場します。マグネシウム空気電池をベースにした本学で開発中の発電システムを携えての出場です。

  • 3日間22時間にわたり25㎞のコースを周回する。ラリーの順位(100点)、車両のコンセプト等のプレゼンテーション(100点)、走行点(100点)の合計300点とし順位を決定。

TSCPは水素やマグネシウムなど新エネルギーを組み合わせたハイブリッド・ソーラーカーを研究しているプロジェクトチームで、工学部の斉藤純准教授ならびに同学部小原宏之名誉教授指導のもと、現在、工学部12名、農学部1名の13名で活動しています。

今回の出場は、コロナ禍の影響で2019年以来3年ぶり22回目。参加メンバーは2019年の大会以降にプロジェクトに加わった学生のため、全員が初出場となります。「大会経験者がいないため、ゼロからのスタートでした。先輩方からノウハウを聞きながら、チーム構築に努めました」という西澤竜吾さん(工学部エンジニアリングデザイン学科4年)はチームリーダーとして、メンバーとの情報共有を欠かさず、チーム作りに励んできました。

そして出場する車両はマグネシウムを燃料したハイブリッド・ソーラーカーで、その名も「S-Mg concept」。こちらも初出場で3年という年月をかけて設計・開発した車両です。本学では燃料として、リサイクル利用が可能と期待されるマグネシウムに着目しています。この開発に携わっている副リーダーの薪苗柊太さん(工学部エンジニアリングデザイン学科4年)は「昨年、富士市や日本自動車研究所で行った走行実験の結果をもとに、みんなで試行錯誤を重ね、課題を一つ一つクリアしながら開発を進めてきました」とこれまでの活動を振り返ります。

西澤さん
薪苗さん
斉藤准教授

指導する斉藤准教授は「今回の遠征では学友会の秋田支部の方々にご尽力いただき、大変感謝しています。この取り組みはSDGsの実践の場として、新しい技術に挑戦をしています。皆さまに良い報告ができるようにがんばります」と抱負を語ってくれました。

玉川大学開発のマグネシウムを燃料にしたハイブリッド・ソーラーカーの走行は間もなくです!応援よろしくお願いします。

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