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タイ王国シラパコーン大学大学院生が玉川大学に来園。最先端の英語教育に触れる2日間でした

2023.05.02

4月17日(月)・18日(火)の日程で、タイ王国にあるシラパコーン大学の大学院生15名(Engilish Language Teaching専攻)が玉川大学に来園。本学が進めるEnglish as a Linga Franca(共通語としての英語・以下ELF)の学修やK-12でも展開しているELFやIB(International Baccalaureate)の視察など英語にまつわる教育現場に触れた2日間を過ごしました。
シラパコーン大学は、タイ王国の国立大学で、美術および考古学分野では、タイの国内で最高峰の大学といわれています。現在では、多くの学部を持ち、28,000名を超える学生が集う総合大学です。本学と同大は、2022年9月に教員による本学でFD・視察を行い、2022年12月に大学間包括協定締結を経て、今回の来園が実現しました。

初日は、中村哲・国際教育センター長による歓迎の挨拶後、日本を代表するELF研究者の一人、小田眞幸・文学部教授(玉川学園高等教育担当理事)の特別講義English Language Teaching Profession in Post Native Speaker eraを受講しました。国際教育センター支援のもと、K-12エリアを紹介。Secondary Program Divisionでは6年生の英語の授業を視察し、IB programs DivisionではMYPの授業を見学しました。K-12の自由研究やSSHの活動の一つとして、サンゴ研究部や自由研究サンゴの取り組みをSecondary Program Divisionの今井教諭が紹介しました。

2日目は、玉川学園の正門からスタートし、キャンパスツアーを実施しました。大学教育棟2014にある教育学術情報図書館では、「おやじさんの書斎」を見学し玉川教育の原点に触れ、STREAM Hall 2019をはじめとするESTEAMエリアなど見学しました。

  • ESTEAMとは科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)を統合的に教えるSTEAMに、ELF(English as a Lingua Franca:共通語としての英語)を融合した、玉川大学が提唱する新しい時代に求められる教育のこと。

その後、ELF Study Hall 2015に会場を移し、Understanding ELF in relation to teaching and learningと題し、ELFセンター長のマクブライド,ポール教授、タイ出身のELFセンターチャイクル,ラサミ准教授が特別ワークショップを開催。チームごとに米国や英国などで母語として話されている英語をもとにした、いわゆる「標準英語」と共通語としての英語であるELF教育の違いを各人の視点を出し合いながら、2日間で学んだことを共有しました。

玉川大学で進めるELFを視察したシラパコーン大学の皆さん。英語を母語としない方への英語教授法の一つとして、ELFの可能性を感じていただけたことでしょう。

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