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第4回大学英語教育学会(JACET)ジョイントセミナーのシンポジウムに招聘され、玉川大学・玉川学園K-12の先生方が、「新学習指導要領のもとでの英語教育 - 縦横の連携と教員養成」と題するシンポジウムを担当しました。

2023.04.21

大学英語教育の改善及び英語教育に係る研究の発展を目的に活動している一般社団法人大学英語教育学会が主催する「第4回JACET* ジョイントセミナー(第49回サマーセミナー&第10回英語教育セミナー)」のシンポジウムに招聘され、玉川大学・玉川学園K-12の先生方が、「新学習指導要領のもとでの英語教育-縦横の連携と教員養成」と題するシンポジウムを担当しました。
*JACET:Japan Association of College English Teachers.

このセミナーは、3月20日(月)と21日(火)の2日間、文教大学 東京あだちキャンパスを会場として行われました。対面での実施は実に4年ぶり、2019年に玉川大学のキャンパスで実施された「第2回ジョイントセミナー」以来の開催となります。
今回のテーマは、『新学習指導要領後のもとでの英語教育:小・中・高・大の連携』で、1日目は「新学習指導要領、小・中・高・大連携について海外提携学会等の試みを学ぶ場」として、2日目は「新学習指導要領の導入によりもたらされる様々な変化について情報交換、意見交換の場」として、プログラムが構成されました。

本学が担当した2日目のシンポジウムでは、ELF*や英語教育の連携、教員養成の現状など報告することから、小田眞幸 教授(学校法人玉川学園 高等教育担当理事/文学部英語教育学科)をはじめ、前田則文 英語科教諭(Secondary Program Division)、黒嶋智美 准教授(ELFセンター)、森本俊 准教授(文学部英語教育学科)の部門を超えた4名が登壇し発表を行いました。発表を通じ、K-16一貫教育による英語教育の連携、大学・K-12におけるELFプログラム(共通の母語を待たない人同士のコミュニケーション手段として使われる英語)の学修目標や実践例、そして総合学園としての教員養成の体制や英語教員養成の現状と課題など、今後の英語教育の展開を考える糸口の場ともなりました。
*English as a Lingua Franca

このほか、2日間のプログラムでは、在アメリカ合衆国日本国大使館参事官 金城太一氏による講演「ウィズコロナ時代の日米教育交流及び英語教育の展望」、会場校である文教大学の先生方によるシンポジウム「教職課程における新学習指導要領への対応」、そしてSpecial Interest Group(SIG)ポスター発表や研究発表などが行われました。

この学会の会長をも務める小田眞幸 教授は、「今回のセミナーを通じて、ELFや英語教育の異校種連携、英語教員養成の方向など、玉川の先進性と一貫性を共有し、縦横の連携の重要性を示唆することができた。」と振り返りました。
コロナ後に向けて、本学の小・中・高・大学における英語教育、教員養成の連携による成果がますます期待されます。

参考

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