「第52回日本農業賞」において、玉川大学農学部の卒業生2名が、集団組織の部で「大賞」、個別経営の部で「特別賞」を受賞しました。
農学部の卒業生より、うれしいお知らせが届きました。
3月4日、NHKホールにて行われた第52回日本農業賞(日本放送協会・全国農業協同組合中央会主催)において、本学農学部1985年卒業の宮本悟郎さんが代表を務める「せとだエコレモングループ」が集団組織の部で大賞を、同じく農学部1994年卒業の「苅部農園」を営む苅部博之さんが、個別経営の部で大賞に次ぐ特別賞を受賞されました。
日本農業賞とは、日本農業の確立をめざして、意欲的に経営や技術の改善に取り組み、地域社会の発展にも貢献している個人・団体を表彰するものです。
大賞を受賞した宮本悟郎さん(農学部1985年卒)
大賞を受賞した宮本さんが代表を務める『せとだエコレモングループ』は、国産レモン日本一の生産量を誇る広島県尾道市瀬戸田町にて、156人の生産者が皮まで食べられるレモンを目指して、品質の高いレモンを生産し、地元企業と連携した商品開発など、地域の活性化にも貢献している点が評価されました。



特別賞を受賞した苅部博之さん(農学部1994年卒)
特別賞を受賞した苅部さんは、神奈川県横浜市保土ヶ谷区などに点在する農地で、およそ100品目もの野菜と10品目の果物を栽培しています。オリジナルブランド苅部野菜の開発など、都市でも持続可能な農業を目指し挑戦している点が評価されました。


農学部の卒業生のご活躍が、このように実を結び、とても喜ばしい限りです。
今後の益々のご活躍を祈念しています。