特別講演会のお知らせ ペロブスカイト太陽電池の特徴と社会実装への期待
特別講演会ペロブスカイト太陽電池の特徴と社会実装への期待
“ペロブスカイト 太陽電池の発明者”
宮坂 力 博士
桐蔭横浜大学 医用工学部・特任教授、
東京大学先端科学技術研究センター・フェロー
- 日 時:
11月9日(土) コスモス祭開催
10:30~11:40 - 会 場:
University Concert Hall 2016(UCH)MARBLE
- 参加方法:
当日、会場までお越しください。
- 講演内容:
ペロブスカイト太陽電池のエネルギー変換効率は、シリコン太陽電池の最高効率と同等の26%に達し、多くの企業が事業化を進め、政府や地方自治体もこれを後ろ押しする政策に乗り出しています。印刷を使った低コスト生産によって作る軽量で曲げられるフィルム型モジュールは、太陽光のみならず、屋内照明による発電にも使えるため、持ち歩く太陽電池としての使い方が広がります。講演ではこれまでの太陽電池にないペロブスカイトの特徴を解説し、企業で進む商品化の動きを紹介します。
“ペロブスカイト 太陽電池の発明者”
宮坂 力 博士
1981年東京大学大学院工学系研究科修了(工学 博士)。富士写真フイルム株式会社足柄研究所主 任研究員を経て2001年~2017年に桐蔭横浜大 学大学院工学研究科教授。2005年~2010年に 東京大学大学院総合文化研究科教授を兼務。2004年にペクセル・テクノロジーズ株式 会社を設立、代表取締役。2017年より桐蔭横浜大学特任教授。専門は光電気化学、有 機系の光電変換技術とくにペロブスカイト太陽電池の開発。2006年にペロブスカイト 太陽電池を発明し、軽量フレキシブルなフィルム型太陽電池の高効率化開発を進めて いる。受賞は、日本学士院賞(2024年)、朝日賞(2024年)、英国Rank Pri ze(2022 年)、応用物理学会業績賞(2019年)、日本化学会賞(2017年)、市村学術賞(2020 年)、クラリベートアナリティクス引用栄誉賞(2017年)、GSC文部科学大臣賞(2009 年)など。
- 主 催:
工学部
- 共 催:
玉川大学・玉川学園学友会
玉川スマートキャンバス