オンライン × 対面:提携校の先生方をお迎えした学びも再開
玉川大学における様々なグローバルな学びの機会を意味するTamagawa Global Opportunities(通称:TAMAGO)。2022年度の秋学期も ①入門、②キャリア、③アカデミック、④交流といった4つのカテゴリーをバランスよく組み合わせたTAMAGOイベントを実施しました(これまでの取り組みは「関連リンク」から)。
1.アメリカ大使館主催Ambassador’s Youth Council報告会2022年10月11日(火)17:00-18:00 【オンライン③】
米国大使館主催Ambassador's Youth Councilに選抜されて参加した観光学部3年・鈴木海心さんの報告会がオンラインで開催されました。
2.ウィルクス大学の先生方による授業2022年10月20日(木)9:00-10:40 【対面①③】
ウィルクス大学教育学部の先生による「アメリカの大学生活とペンシルバニア州の教育」をテーマに日米教育比較をしながら意見交換をしました。
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Topic1 全人教育と最先端の教育との融合に共感した教育視察
3.ビラノバ大学とのGlobal Café2022年10月26日(水)9:00-10:00 【COIL①④】
「大切にしたい文化」をテーマに交流しました。私の国、ルーツ、出身地はもちろん、「ご当地ならでは」の素敵な習慣やイベントなどをお互いに紹介しました。
学生の声
今回の交流会を経て、私は国籍や文化背景は違えど英語や日本語を使用したコミュニケーションを通してお互いの大切にしている国の文化やルーツについての情報を共有できることの素晴らしさを改めて感じた。英語を使用して何かを伝える場が少ない日本での英語を使用した会話は私にとってとても刺激的なものだった。この交流会に参加してくれたVillanova大学の学生及び、この交流会を開いてくださった諸先生方には感謝をしたい。(文学部英語教育学科 3年 吉倉英俊)
Talking to the Tamagawa students was very beneficial/ It was interesting to see that they were also interested in learning English, and I liked that we had similar interests even though we come from very different cultures. I look forward to talking with them again.
(Atamini Akoma, Sophomore, Major: Psychology, Minor: Japanese Language and Cultural Studies)
The Tamagawa -Villanova language exchange zoom is not only an educational experience but also an opportunity to make new friends from across the world. I had so much fun getting to know the students at Tamagawa University and finding out we have so much in common. Even with our different native languages, it didn’t pose any problems, and we were still able to communicate efficiently, practice each other's language, and share many laughs. I would definitely recommend anyone who has the chance to participate 100% should take the opportunity.
(Jasmine Thebaud, Sophomore, Major: Psychology)
4.ウィルクス大学教育学部授業+現地小学校参観2022年11月4日(金)21:30-22:30 【COIL①④】
玉川からは、小学校英語に関心のある英語教育学科と教育学部の学生が参加しました。ウィルクス大学教育学部の先生によるレクチャーで後、アメリカの小学校および参観するワイオミングエリア・スクールの紹介の後、ワイオミングエリア・スクールのオンライン授業を参観しました。その地区で一番力のあるマスターティーチャーの授業は、見ているだけで楽しくなる教材と先生のポジティブな声掛けや工夫に溢れた授業でした。
学生の声
授業の参観では、まず先生の元気さに圧倒された。ガリレオ(クラスのマスコット)や歌を用いて、児童の興味をひきながらもどんどん引き込んでいた。朝一番だったので、手を挙げただけでもgood job, buddy!と褒めたり、クラスで拍手を送ったりしていた。Who can help? Who wants to help? など、ボランティアをしたくなるような声掛けの工夫があった。間違えても大丈夫だよと声掛けをしたり、自信なくてもいいんだよということを言葉でたくさん伝えていた。「自分の肩をたたいて自分で自分をほめよう!」というのも、self-esteemの育まれる環境づくりに繋がっていると考えた。間違えてしまったけれど自力で答えを導き出せた子どもに対しては、具体的にどういうところがよかったのかを伝えてあげていた。(文学部英語教育学科 3年 勝林 樹)
学生の感想でコメントされているように、教員を目指す学生にとって学ぶことの多い授業となりました。
5.ドレクセル大学とのGlobal Café 「私の地域の祭/伝統行事」 2022年11月9日(水)9:45-10:45 【COIL①④】
「私の地域の祭/伝統行事」 をテーマに交流しました。出身地の素敵なお祭りや伝統行事について紹介しあいながら、文化の違いだけでなく、お祭りを通して無病息災や幸せを願うという思いは共通していることなどを再確認しました。その土地の歴史や文化、願いが形となっている祭りや伝統行事についてお互いに考えたことで、いつか実際に体験してみたいという気持になりました。
6.ドレクセル大学とのGlobal Classroom「私の町のバーチャルツアー」 2022年11月9日(水)9:45-10:45 【COIL③④】
「私の町のバーチャルツアー」 をテーマに紹介したいお気に入りのお店/場所までの道案内をやさしい日本語と英語で案内しました。ドレクセルの学生は習った日本語を使うこと、玉川の学生は英語で観光案内することが目標です。キャンパスにあるお気に入りのカフェやお店への道案内をしながら、お互いの大学の季節ごとの魅力、近くの観光スポットなどについても紹介することができました。第2言語でお互いに楽しく交流できるように、視覚情報や話し方を工夫して交流することができました。
7.ウィルクス大学教育学部授業+現地小学校での授業実践体験 2022年12月2日(金)22:30-23:30 【COIL①④】
ウィルクス大学教育学部の先生によるレクチャーの後、玉川の学生がワイオミングエリア小学校5年生にミニ授業をしました。授業をした学生は、11月にワイオミングエリア・スクールの授業をオンラインで参観した学生です。画面越しですが、子ども達が夢中になっている様子が伝わってきました。
学生の声
前回よりも詳しくSocial Emotional Learningについて学んだ。私は日本は道徳や総合的な学習の時間で自己や他者について考える機会があるが、自分の感情について考えたりコントロールする方法を学んだりはしてこなかったと思う。アメリカに行って、皆自己肯定感が高いなと感じたのには、この教育の成果もあるのかもしれないと考えた。中でも、affirmation cardsは興味深く、もっと調べて実際に作ってみたいと思った。日本にいると、褒められても過度に謙遜してしまったり、ほめられたことを否定してしまう人がたくさんいると感じる。そのため、自分で自分の良いところを認めてあげる練習をすることは、自己肯定感を高める第一歩になると感じ、アメリカの児童だけではなく日本の児童にも必要な教育だと考えた。(文学部英語教育学科 3年)
ミニレッスンでは、夜8時半から集まって練習したかいがあって成功したのではないかと感じた。山田さんの熱意をすごく感じ、私もしっかりと練習しないといけないという気持ちになった。Zoomということを意識して、高めの声のトーン、明るい表情、ゆっくりはっきり話すこと、ジェスチャーを付けることを心がけた。先生は終始笑顔で一人ひとりに声をかけていた。質問をしてくれた子の名前を呼ぶことで皆が参加しているという意識に繋がり、一体感を感じる良い時間になった。最後にチャットで日本の背景にしたから見て!と言っている子に返信をしたが、会が進んでいく中でそのような個人的なやり取りができるのはオンラインの良い点だと考えた。(文学部英語教育学科 3年)
参観した子ども達に英語でミニレッスンをするという貴重なチャンスをいただいた学生達。日本の謙遜の文化も大切ですが、子ども達の自己肯定感を高めるために肯定的な言葉が溢れる教室にしていきたいと思いました。
8.留学経験がキャリアに与えるメリット2022年12月6日(火)17:00-18:40 【対面②】
在学中に留学をした本学卒業生をお迎えし、留学経験が卒業後のキャリアにどのような影響を与えたのかについてオンラインでお話いただきました。今回お招きした卒業生は以下の2名です。
- 吉澤彩乃さん(経営学部卒業)
在学中にカナダに留学、物流サービスの会社に勤務 - 山下遥さん(芸術学部卒業)
在学中にイギリスに留学、映像制作の会社に勤務
お二人には留学体験談、帰国後の就活、卒業後のキャリアパスと現在のお仕事、さらに留学を通して得た経験、スキル、物事の見方・考え方などが後のキャリアにどのようなインパクトやメリットを与えたのかについて話をしていただきました。23名の学生が参加し、卒業生の話に大いに刺激を受けていました。参加者からは、留学経験が就活そして卒業後の仕事や人生に活かされていることを知り、留学のモチベーションがさらに高まったなどのコメントが寄せられました。
9.Tamagawa Global Leadership Fellowsのプレゼン2022年12月8日 17:00-18:00 【対面②】
国際的に活躍し、玉川大学のロールモデルとしてTamagawa Global Leadership Fellowsに選ばれた4名の学生の成果とプレゼンは以下から。
- 国際的な活躍を評価するTamagawa Global Leadership Fellowsのプレゼンテーション大会が開催。学生たちの前向きな姿勢は、コロナ禍において一層際立ちました。
- Tamagawa Global Leadership Fellows授与式。選ばれたのは、その積極的な挑戦が後輩のお手本となる5名の学生たちです。
10.Let’s make TAMAGO friends! 2023年1月11日(水)17:00-18:00 【対面①④】
企画・運営は、経営学部国際経営学科2年 河上 紗良来さん。2022年6月に開催したところ大好評だったので、第2弾です。多様な文化背景を持つ玉川の仲間と学部を越えて、友達の輪を広げることを目的とした企画です。これから留学する、海外で育った、いつか海外に行きたい、留学から帰国した...と、多様なバックグラウンドを持っている学生が集まり、2月にドレクセル大学の学生と意見交換する「卒業後のキャリアや就活」について、希望や不安、取り組んでいることなど、ありのままの気持を共有しました。
11.ドレクセル大学とのGlobal Classroom 2023年2月10日 9:00-10:00 【COIL③④】
「卒業後のキャリアや就活」 をテーマに、将来の夢や就活について日本語と英語で意見交換しました。ドレクセルの学生はアメリカの就活事情について、玉川の学生は日本の就活事情について、自分の体験、不安、工夫などを盛り込んだ等身大の意見交換をしました。国や文化が違っても、就活は学生にとって最も気になるトピックの1つであることを再確認しました。
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Topic2 アメリカ大使館から3名のゲストをお迎えしました。
アメリカ大使館からお迎えしたゲストの視察を通して、玉川の一貫教育や玉川大学・玉川学園とアメリカ大使館との繋がりを紹介します。