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工学部デザインサイエンス学科 2年生が令和7年度「デザインパテントコンテスト」で優秀賞を受賞!(4/24 詳細情報追記)

2026.04.24

令和7年度「デザインパテントコンテスト」に、
⼯学部デザインサイエンス学科の1~4年生15名が応募し、
2年生素村 佳江 さんの作品が優秀賞(意匠登録出願支援対象)を受賞しました。

このコンテストは、日本の次世代を担う若者が自ら考え出した創作・デザイン(意匠)を通じて知的財産権制度への意識と理解を深めることを目的とし、特許庁・文部科学省・日本弁理士会・(独)工業所有権情報・研修館が共同で主催しています。今年度は711件の応募があり、その中の30作品が優秀賞(意匠登録出願支援対象)に選ばれました。

本学はデザインサイエンス学科:黒田 潔 教授の指導のもと、平成29年度から毎年このコンテストに応募しています。令和2年度から同学科の平社 和也 講師も加わり、毎年学生達は「STREAM Hall 2019」のメーカーズフロアを活用しながら、応募に向けた準備を進めてきました。今回の素村さんの受賞により、優秀賞の受賞は応募開始の平成29年度(2017年度)以来、ほぼ毎年続いている快挙です。

受賞決定後、弁理士のアドバイスのもと、特許庁へ意匠登録出願の手続きを行い、令和8年3月16日に開催された表彰式にも出席しました。

優秀賞

工学部デザインサイエンス学科 2年

素村 佳江さん
デザイン創作の名称:クリップ

提出期限直前までブラッシュアップする姿勢が大切

作品名:袋どめクリップ
工学部デザインサイエンス学科2年
素村佳江さん

もともと理系の科目に加えて美術も好きだったことから、デザイン工学系の学科で学びたいという思いがあり、この学科を選びました。デザインパテントコンテストは、まさにそんな自分が挑戦してみたい内容です。ただ1年次はタイミングが合わず、参加を見送ることに。そこで2年生となった今回はぜひ挑戦しようと思い、参加を決めました。
今回私が考えたのは、袋の口を止めるクリップです。普段は飲食店でアルバイトをしているのですが、そこで調理を担当する際や自宅で料理を作る際、小麦粉などの袋の口を開閉するたびに粉が舞ってしまうことが気になっていました。袋に直接装着でき、使用時に粉が飛散しないような工夫ができないものかと考えたことが、今回のクリップ着想のきっかけです。また袋の口をきちんと留めていなかったために中身をこぼしたこともあり、しっかり留めるという機能も目指したいと思いました。
このように製作のアイデアは当初からあったのですが、その上手い解決法がなかなか見つからず、黒田先生や平杜先生、安部先生に相談したりしていました。そうした中でしっかりと留められるだけでなく、袋に装着したまま開閉できる構造を追究。そうしてたどり着いたのが、現在の巾着袋のような形状でした。
コンテストの提出期限直前まで「この部分をこうしたらどうだろう」とアイデアのブラッシュアップを続けたので、これが完成形かと言われると「もう少し出来ることがあったのでは」という気持ちもあります。だから受賞したと聞いた時は驚きましたが、常に改良・改善を目指す姿勢が大事なのだと感じました。
デザインパテントコンテストは3年生になっても応募できるので、また挑戦したいと思っています。ただ、先日「デジタルファブリケーション」という授業で体験した電子回路工作にも興味を持ちました。この学科の科目はどれも面白く、全てに取り組もうとすると時間が足りないことがとても悩ましいですね(笑)。

黒田教授のコメント

デザインパテント(意匠権)の提出は手描きのデッサンでも可能なのですが、CADによる図面を添付することが重要です。素村さんは授業でCADの操作を学んでおり、それも受賞のポイントになったと思います。また今回の袋どめクリップは構造が複雑なため、弁理士の方からは単なるデザインパテントではなくパテント(特許権)寄りのアイデアだと言われています。ぜひパテントについても視野に入れてほしいですね。

ものづくりが好きで、身近な文房具や家電の開発に興味があるという素村さん。「デザインで課題を解決する力」を身につけられるデザインサイエンス学科は、素村さんにとって学びたいことが学べる、理想の環境のようです。実践的なカリキュラムに加えて今回のような学外コンテストに挑戦する機会も設けることで、デザインサイエンス学科は次代の工業デザインを切り開く人材を育てていきます。

TOPICS

令和7年度パテントコンテスト/デザインパテントコンテスト表彰式に出席

2026年3月16日(月)JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)において、「令和7年度パテントコンテスト/デザインパテントコンテスト表彰式」が行われました。当日は関係者が多数出席するなか、素村さんはステージ上で表彰状を受け取り、会場から大きな拍手が送られました。

小原一仁学長への表敬訪問

3月19日(水)デザインパテントコンテスト受賞のご報告のため、小原一仁学長を表敬訪問しました。当日は終始和やかな雰囲気の中、受賞のご報告と受賞作品の機能説明を行い、学長からは受賞に対する賞賛と、今後の活躍への期待についてのお言葉をいただきました。

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