全人最新号目次&バックナンバー



月刊全人ZENJIN(A4判36ページ、オールカラー)

『全人』は玉川の教育をつたえる広報誌。毎号、 「科学」 「環境」 「就活」 「音楽」 「家族」 など、ひとつのテーマを特集して編集。特集には話題の研究者や作家のインタビューや寄稿を掲載し、教育現場の今と社会の接点を探ります。連載では、K-12、大学、通信教育の動向をお届けし、行事やニュースも報告。教員によるブックレビューや学生生徒のリアルな声なども載せ、読みごたえ十分です。

2020年5月号 No.849

科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)を重視するSTEM教育が世界各国で推進されています。玉川大学は新校舎のSTREAM Hall 2019を拠点に、STEMにELF(English as a Lingua Franca)と芸術(Arts)を加えたESTEAM教育に本格的に取り組みます。巻頭の座談会では小原芳明学長と学生が、学びの融合をテーマに語り合いました。「研究エッセイ」では日本初の児童向け百科辞典が誕生した経緯について、教育博物館の白柳弘幸専門スタッフが解説します。「玉川の先輩を訪ねて」では、クリエイターのための入力デバイスを開発した神成大樹さんが登場。ものづくりの原点という学園の思い出や、起業までの道のりをうかがいました。
表紙写真=岩崎美里

  • 座談会終了後、開館準備中のSTREAM Hall 2019 を小原芳明学長の案内で見学する学生たち。左から工学部3年 吉原岳杜さん、農学部4年 茂木祐奈さん、芸術学部4年 瀬戸友希乃さん(2020年3月2日)
    • 吉原 
      僕は漠然とものづくりに関わる勉強がしたくて工学部志望になりました。3Dプリンタが使えるラボがあるなど、充実した環境が魅力で玉川を選んだのですが、先輩方はなぜ玉川に?
    • 茂木 
      中学時代に私はニュージーランドに短期留学したんです。現地の学校で調理実習をしていると、余った食材をすぐ捨てていて、それがカルチャーショックで、フードロスや効率的に使える冷凍食品に興味がわき、先端食農学科で学ぼうと。
    • 瀬戸 
      私はプロジェクト型の授業が多いことが決め手でした。昨年12月、町田マルイのウィンドウディスプレイ制作に関わり、告知ポスターもつくりました。あと、US科目の「コーオプ・プログラム」も面白かった。企業の方を招いて事業の説明をしていただき、学生が現状分析や課題解決の提案をするんです。
    • 学長 
      まさにプロジェクト型、産学連携でもあるね。
    • 瀬戸 
      「コーオプ」では、「工農芸1)」での経験も活かせて、自分自身の成長が感じられました。
    • 学長 
      TSCP2)も企業から部品の提供を受けている。これも「コーオプ」だ。学生が実践で得たデータは企業のビジネスのヒントになっていくんだから。
    • 茂木・瀬戸 
      それはすごい!
    • 学長 
      君たちの学びは広い社会につながるものなんだよ。

    1) 工学部・農学部・芸術学部融合価値創出プロジェクト授業(2019年度春学期開講)

    2) Tamagawa Sustainable Chemistry-powered-vehicle Project 

    学長×学生 座談会
    異分野に学び 前例なき挑戦へ p4

  • 1932年、玉川学園出版部(当時)より刊行された全30巻の『児童百科大辞典』。1巻ごとに約1,000点の写真や挿絵の掲載、動物篇、地理篇ほか学科名による大項目など児童向け百科辞典の新たな礎を築いた

    その頃、日本国内では大正自由教育運動の広まりにより、画一的注入的に知識を教え込む教育への批判がおこりました。子どもの興味や関心を尊重し、より自由な学習体験を目指すことが大切にされたのです。成城小学校では子どもたちにより多くの読み物を与えようと『小学児童文学読本』などの副読本も発行しました。しかし、教科学習を支える辞典類はありませんでした。そうした事情を知る澤柳が欧米で、『THE BOOK1)』を用いて学習している子どもたちの姿を見たのでしょう。(略)
    小原は玉川学園開校後、半年以上にわたり欧米で教育視察を行っています。澤柳と同じように、現地で『THE BOOK』を使用して学習している様子や、多くの家庭に同書が置かれているのを見てきたはずです。澤柳の遺言も念頭にあったことと思いますが、学習の根幹となるための道具が『児大2)』であると確信したのです。小原は「『百科大辞典』なしには、まことの新教育は生まれない」「文化国家たるために絶対必要」という強い信念で『児大』を企画し、発行しました。

    1)『THE BOOK of KNOWLEDGE : The Children’s Encyclopedia』

    2)『児童百科大辞典』

    研究エッセイ「新教育の黎明期を告げる『児童百科大辞典』の刊行」
    白柳弘幸 p22

目次

  • [特集]学びの融合へ
    学長×学生 座談会 異分野に学び 前例なき挑戦へ
    STREAM Hall 2019 Floor Guide
    故きを温ねて 78 「デンマーク研究発表会を通して」…白柳弘幸
  • TAMAGAWA GAKUEN NEWS
  • 行事報告
    玉川学園展(5~8年)…市川 信
  • EDUCATION REPORT
    THE MEDIA GARDEN
  • 生涯学べ 62
    洞口早希 日野市立日野第八小学校教諭
  • 研究エッセイ
    新教育の黎明を告げる『児童百科大辞典』の刊行…白柳弘幸
  • 玉川の先輩を訪ねて 84
    株式会社BRAIN MAGIC代表取締役 神成大樹
    【芸術学部メディア・アーツ学科2012年卒業】
  • 玉川玉手箱 26
    どこから見て、何を知るのか…田中素子
  • 教育探訪 12
    AI戦略と大学…中西 茂
  • キャリアナビゲーション ’20
    三菱重工冷熱株式会社 外村 琢さん+就活Q&A
  • Book Review 179 『ワンダー』…山田真也
  • 教育博物館館蔵資料紹介 331 「小學運動圖解」…柿﨑博孝
  • 玉川の仲間たち 「スズメタケ」…石﨑孝之
  • ●2020.05.15
    『全人』2020年4月号 No.848より
    “子供に慕われ 親たちに敬われ 同僚に愛せられ 校長に信ぜられよ”
    ―創立者小原國芳が唱えた「玉川教師訓」は、本学が取り組む教員養成の共通目標です。教師を志し、夢を叶えた卒業生は総勢5,295名。今回は保育士、小・中学校教員の4名に大学での学びや仕事への思いなどをうかがいました。哲学者・教育学者の苫野一徳氏による寄稿、教師教育リサーチセンターの実践なども紹介しています。「研究エッセイ」では、教育学部の朝日公哉准教授が創立以来歌い継がれる玉川学園校歌が誕生するまでの経緯とその変遷について探ります。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2020.04.15
    『全人』2020年3月号 No.847より
    国際感覚と英語力をそなえ、ビジネスの力で課題を解決し、社会に貢献できる「次世代のビジネスリーダー」の養成に取り組む経営学部を特集します。国際経営学科の教員が私たちのくらしに関わるトピックを解説。あわせて留学や資格取得に挑戦する学生たちの声も紹介します。「玉川の先輩を訪ねて」には、芸術学科で日本画を学び、現在は手描友禅作家として活躍する大地佐和子さんが登場。「EDUCATION REPORT」では、新しくスタートしたK-12と大学による高大連携授業の模様を報告しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2020.03.15
    『全人』2020年2月号 No.846より
    2019年11月28日、横浜アリーナで行われた「創立90周年記念式典 玉川の集い」の開催報告として、会場を彩った歌、演奏、パフォーマンスなどのプログラムを写真とともに振り返ります。つづく「玉川“”事典」では、デンマーク体操やミツバチ科学研究所など、玉川学園が誇る日本初の取り組みや施設などをまとめました。「玉川の先輩を訪ねて」には書家の神郡弘道さんが登場。大学時代の思い出と書の道の魅力についてうかがいました。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2020.02.14
    『全人』2020年1月号 No.845より
    巻頭特集では「働き方のいま」と題し、社会の第一線で活躍する4名の先輩方にインタビュー。玉川の丘で過ごした時間を振り返りつつ、仕事への思い、とある1日のタイムスケジュールなどについてうかがいました。11月に行われた「玉川大学コスモス祭2019」の報告記事も掲載。「研究エッセイ」ではK-12で美術を教える栗田絵莉子教諭が、IBプログラムで取り組む“国際標準の美術教育の実践”について執筆。生徒の作品を本人のコメントとあわせて紹介しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2020.01.15
    『全人』2019年12月号 No.844より
    自ら考え、自ら探究し、自ら工夫・創造することに学習の本質があると、教育信条に「自学自律」を掲げた創立者の精神は、自由研究、学びの技、課外活動などで展開される探究型学習に受け継がれています。12月号はSSH指定校の玉川学園で推進される理数系の探究型学習を特集。巻頭では鳥類学者の川上和人さんに、研究の道に進んだ動機などをインタビュー。つづいて、自らの興味・関心を原動力に研究に取り組む生徒3名に話を聞きました。台風であえなく中止となった創立90周年記念体育祭に代わって開催された「K-12体操発表会」を児童生徒の作文と写真で報告。「研究エッセイ」では芸術学部の小倉康之教授が、教会建築に込められた象徴的な意味を解き明かす方法について語ります。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.12.12
    『全人』2019年11月号 No.843より
    IBプログラムとは国際的な視野をもつ人材の育成をめざし、スイス・ジュネーブに本部を置く非営利団体IBO(International Baccalaureate Organization=国際バカロレア機構)が1968年に創設した教育プログラムです。玉川学園は2007年よりIBプログラムを導入し、現在は7~12年生が世界標準のプログラムで学んでいます。生徒たちの1日、授業、カリキュラムのほか、大学合格実績や行事・研修なども紹介。全人教育の伝統に根ざした玉川のIBプログラムを特集します。「研究エッセイ」はK-12・大学の剣道部を指導する佐藤二郎教諭が執筆しました。創立期より続けられてきた “人づくりの剣道”の伝統を、歴代の指導者たちの思い出とともに振り返ります。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.11.15
    『全人』2019年10月号 No.842より
    特集の「クラブ活動のリーダーたち」では、大学のクラブ活動で主将・主務をつとめる学生7名にインタビュー。陸上競技部 女子駅伝チーム、剣道部、ゴルフ部、合唱団、茶道部、教育環境研究部をまとめるリーダーたちの姿に迫りました。「研究エッセイ」では児童福祉の現場で長く子どもたちと関わってきた教育学部の渋谷行成教授が、いま切実に求められている教育者、保育者の役割について語ります。「玉川の先輩を訪ねて」には鉋(かんな)鍛冶の三代目 千代鶴貞秀さん(文学部芸術学科2001年卒業)が登場。彫刻を学んだ学生時代、卒業して職人の道に進み、名工の技を継いで三代目を襲名するまでの歩みや、仕事や次世代への思いなどをうかがいました。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.10.15
    『全人』2019年9月号 No.841より
    19世紀イギリスの博物学者ジョン・グールドが出版した『鳥類図譜』は、歴史や芸術、科学などの見地において文化遺産にも比肩する学術的な価値を備えた美しい図鑑と言われています。日本最大のグールド ・コレクションを誇る玉川大学教育博物館は2019年10月から来年2月にかけて、玉川学園創立90周年記念特別展「ジョン・グールドの鳥類図譜」を開催します。特集ではさまざまな角度から『鳥類図譜』の魅力に迫ります。「研究エッセイ」では震災の被災者の支援などに取り組む原田眞理教授が、心理臨床家としての実践を紹介。「玉川の先輩を訪ねて」は現在フランスを拠点に活動する写真家の春木麻衣子さんが登場。学生時代の思い出や写真への思いをうかがいました。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.09.13
    『全人』2019年7/8月号 No.840より
    高度情報化したグローバル社会が求めるのは、国際感覚を備え、自他の多様性を尊重して、個性や差異を寛容に認め合い、他者と協働しながら問題解決に取り組める「力」を備えた人材です。特集では「多様性を考える」をテーマにトランスジェンダー活動家の杉山文野さんにインタビュー。本学の教員・研究者にも話をうかがいました。本学の学生支援センター、保健センター 健康院などによる多様性への取り組みや担当者の声も取り上げました。「研究エッセイ」のテーマは桜。有名な染井吉野や秋に咲く十月桜など、学内で見られる品種やそれぞれの植栽場所をリベラルアーツ学部の谷本亮教授が紹介します。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.07.12
    『全人』2019年6月号 No.839より
    世界中で実践されてきたアドベンチャー教育を、日本で最初に導入した玉川学園。以来「行動する全人教育」をテーマに、自己冒険力をはぐくむ体験学習としてTAP(Tamagawa Adventure Program)に取り組んでいます。巻頭では2010年よりチームビルディングにTAPのアクティビティを取り入れるJ2リーグのFC町田ゼルビア相馬直樹監督にインタビュー。チーム力の最大化のために、どのようにTAPを活用しているか、そして今シーズンの抱負などをインタビューしています。新設されたチームチャレンジコースをはじめ、経塚山にあるTAP施設のハイチャレンジコース、ローチャレンジコースを紹介するほか、今年度TAPセンター長に就任した工藤亘教授に話をうかがいました。「研究エッセイ」は北海道 弟子屈農場の横倉啓技術指導員が執筆。豊かな自然と学びに満ちた北のキャンパスの1年をレポートします。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.06.14
    『全人』2019年5月号 No.838より
    創立者小原國芳が「ゆめの学校」を思い描いて開校した玉川学園は、今年90周年を迎えました。全人教育を不変の教育理念として、時代の流れに合わせた教育活動を進める中、本学は今年度より「ESTEAM教育」=(ESTEAM:English、Science、Technology、Engineering、Arts、Mathematics)を推進します。学長・学園長とK-12生徒・学生による座談会をはじめ、工学部・農学部・芸術学部を対象とした融合授業の紹介、ESTEAM教育にあわせた学修環境の整備状況の報告などにより、90周年を迎えてさらに変わりゆく玉川の今を紹介します。「研究エッセイ」では芸術学部パフォーミング・アーツ学科の学生全員が取り組む上演実習による学びと成果を、多和田真太良准教授が紹介しています。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.05.15
    『全人』2019年4月号 No.837より
    グローバルな課題に取り組み、解決へと導く人材が求められています。「国際機関へキャリア選択する全人的リーダーの育成」を掲げ、2014年に文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けた玉川学園。創立以来の国際教育を礎としたSGHプログラムとその成果を特集します。グローバルキャリア講座で招かれた世界で活躍する講師陣から生徒に向けたメッセージも抄録。在校生と卒業生、教員の声とともに5年間の歩みを振り返ります。「EDUCATION REPORT」はSGH SSH生徒研究発表会。生徒たちの主体的な学びの成果を紹介しています。「行事報告」は4年生の中学年訪問。案内を任された5年生との学年を超えた交流を取り上げます。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.04.15
    『全人』2019年3月号 No.836より
    人工知能(AI=Artificial Intelligence)に対する注目度が高まっています。くらしを変える新技術に寄せる期待以上に、人間を超える存在への脅威論や悲観的な未来予想も叫ばれています。ひとと機械の共生社会の到来は疑うべくもありません。変化に応じ柔軟に生きる術を身につけるために、何を学び、何を次世代に伝えていくべきなのか。「未来の知性」とはどんなものなのか――。本学の研究者による対談、ジャーナリストや作家へのインタビューなどを通して、知性の本質と私たちの未来像を探りました。「研究エッセイ」では農学部環境農学科の關義和助教が、玉川のキャンパスに生息するアカネズミの調査を報告。生き物たちとの共存の方法を紹介します。「玉川の先輩を訪ねて」には文楽太夫の豊竹藤太夫さん(竹本文字久太夫改め)が登場。学生時代の学びが太夫の語りに活きるまでをうかがいました。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.03.15
    『全人』2019年2月号 No.835より
    玉川学園のスキー学校のはじまりは、ハンネス・シュナイダーと小原國芳の出会いにさかのぼります。創立翌年の1930(昭和5)年、オーストリア・スキーの第一人者シュナイダーを招聘。全国で講演や実技講習会を行い、日本のスキー界と技術の発展に大きな影響を与えました。巻頭にはスキー指導者の杉山進さんのインタビューを収録し、オーストリア大使が学園に寄せたメッセージも掲載。シュナイダーにはじまる玉川とスキーのつながりを年表などで振り返ります。「玉川の先輩を訪ねて」は料理家の森岡梨さんが登場。卒業後のアメリカ留学を経て、東京南青山に焼き菓子店を開店するまで。そして料理家として活躍する現在に至る道のりをうかがいました。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.02.15
    『全人』2019年1月号 No.834より
    家族とはいったいなんでしょうか。互いに支え合う存在、成長を見届ける関係、共同生活を送る人、肉親、血縁関係のある集団……。社会の移り変わりとともに家族の定義は多様化しています。巻頭では自身の家族の歴史を描いたノンフィクションや、家族やご近所との日常を描いたエッセイで知られる作家・写真家の星野博美さんにインタビュー。さらに、子ども社会福祉、昆虫、経済、人工知能といった各分野の最新研究に照らし合わせて、これからの「家族」の問題を考えます。昨年11月に開催された「玉川大学コスモス祭2018」の模様もレポート。「研究エッセイ」では中嶋真美教授が、フィールドワークを通して見つめたタンザニア観光の未来、持続可能な観光のあり方を読み解きます。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2019.01.15
    『全人』2018年12月号 No.833より
    創立者小原國芳は「実に教育の根本は労作にあり」「真の知育は(中略)、苦しみ、作り、体験し、試み、考え、行なうことによってこそ得られるのです」などと語り、労作教育の重要性を熱心にとなえました。創立89年を迎えた今もなお「労作」は玉川学園の伝統のひとつです。幼稚部から12年生までが取り組む労作の実践を特集します。「研究エッセイ」では脳科学研究所の鮫島和行教授が、ヒトと人工知能をつなぐ「社会的シグナル」の研究における最新成果を報告。体育祭は今年で第90回。児童・生徒・学生の作文や写真とともに、伝統行事の模様を振り返ります。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2018.12.14
    『全人』2018年11月号 No.832より
    創立者小原國芳は「読書は知識開拓の門戸」として、読書の重要性を熱心に説き、率先して図書館の拡充を図りました。大学の教育学術情報図書館、K-12のマルチメディアリソースセンター(MMRC)の両図書館の取り組みとともに、教員と生徒がおすすめする60冊の本を紹介します。巻頭インタビューには小学生に絶大な人気を誇る「かいけつゾロリ」シリーズの作者である児童書作家 原ゆたかさんが登場。作品に込めた作者の思いを語っていただきました。「研究エッセイ」は中国哲学を研究するリベラルアーツ学部の中村聡教授が執筆。教育学術情報図書館が収蔵する貴重書の一群から、アジアの近代を問い直します。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2018.11.15
    『全人』2018年10月号 No.831より
    幼稚部・1~4年生を対象とした玉川学園の夏の恒例行事、サマースクールを特集します。子どもの好奇心を刺激して、さまざまなものへの興味や関心を引き出すことを目的に、今年度はのべ142講座が開講。3日間の様子を各講座の写真で振り返ります。巻頭インタビューには脳研究者の池谷裕二さんが登場。大人が子どもの成長をどう見守るべきかを、脳研究の事例や成果を引き合いにうかがいました。「行事報告」では、今年度より始まった新しい試みでもある、芸術学部主催の音楽イベントたまおん を紹介。学内各所を会場としたコンサートやワークショップなどの模様を報告します。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2018.10.15
    『全人』2018年9月号 No.830より
    世界には196の国があり、多様な歴史や文化、宗教、言語、生活様式をもつ約75億人の人がくらしています。2015年、国際連合が「持続可能な開発目標(SDGs)」として、2030年までに国際社会が解決すべき17の目標を掲げました。よりよい未来に向けた活動が各国で始まる中、そうした世界情勢を背景に、玉川で取り組まれている世界の課題を学びの軸にすえた大学とK-12の授業を特集。世界の現状に接し、課題解決を模索する過程で問題意識や当事者意識を育む生徒、学生たちの声を紹介しています。「研究エッセイ」は、命の発生を学ぶ理科教材の開発に取り組む農学部の有泉高史教授が執筆。デジタルとアナログを用いた魅力ある教材開発とその実践を報告します。
    表紙写真=岩崎美里

  • ●2018.09.14
    『全人』2018年7/8月号 No.829より
    国際観光客到着数が過去最高の13億人を突破し、訪日外国人数も3,000万人に迫るなど、観光産業に熱い視線が注がれています。玉川大学観光学部は、グローバル化社会の観光人材の育成を掲げて2013年4月に開設されました。1年間のオーストラリア留学を含んだ4年間の学びの概要を、語学力のスコアや就職率などにあらわれた成果とともに紹介します。「玉川の先輩を訪ねて」は山形の温泉旅館、桜桃の花 湯坊いちらく社長の佐藤哲也さんが登場。90年代から海外からの集客に力を入れるなど“オンリーワン”をめざした経営哲学を披露してくださいました。「研究エッセイ」は、K-16体育科教員7名が参加したオレロップ体育アカデミー(デンマーク)の研修報告。研修の目的や交流の模様、そして両校のさらなる連携や新しい研修プログラムの開発構想などについて、教育学部の工藤亘准教授が語っています。
    表紙写真=岩崎美里